「ほう!な話」

2015年7月22日

積極的投票の働きかけを

▼Q 来年、子どもが18歳になります。18歳にも選挙権が与えられるようになったと聞きましたが、選挙についてどう教えたらよいですか?

▼A 選挙権年齢を「18歳以上」に引き下げる改正公職選挙法が成立し、来夏の参院選から適用される見込みです。選挙権とは投票によって、国民の代表である国会議員を選ぶことができる権利です。今まで選挙権がなかった18、19歳も選挙に参加することで若者の意見をこれまで以上に政治に反映させることが期待されます。

選挙権は自分の意見を政治に反映させる権利ですが、気を付けないといけないことがあります。公選法に定められた違反行為、いわゆる選挙違反です。例えば、学校で他の生徒にお菓子をあげるから、ある候補者への投票を呼び掛けた場合、選挙違反として罰せられます。場合によっては少年事件として家庭裁判所に送致されるだけではなく、検察官に逆送されて刑事事件として処罰される可能性もあります。とはいえ、子どもには意見表明の権利を新しく与えられたわけですから選挙違反に気を付けながら積極的に投票に行くよう働きかけましょう。

福岡県弁護士会では8月10日午前10時~午後4時、福岡市・天神のアクロス福岡6階で教員を対象とした「夏休み法教育セミナー2015」を開催します。主権をテーマにした分科会も。無料、定員70人。興味がある先生方は参加ください。問い合わせは県弁護士会=092(741)6416。

西日本新聞 7月22日分掲載(吉田幹生)

※このイベントは終了しました

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