「ほう!な話」

2010年7月23日

ハローワークで法律相談も

失業すると、いろいろな法律問題が発生します。退職金、未払いの給料、借金の返済、滞納していた家賃のこと・・・。そもそもリストラという理由で解雇になったこと自体、合法なのか。

しかし、職探しで手いっぱいのときに、そういった気になる問題まで手が回るでしょうか。

求職も法的な問題も、同じ場所で解決できたら…そんな要望に応えて、弁護士会とハローワークが手を組んだワンストップサービスが始まっています。

九州でも福岡、佐賀、宮崎の各県で、弁護士がハローワークに出向いて法的な相談に応じています(予約制で無料)。近々熊本でも始まる予定です。

一方で、仕事がなかなか見つからない場合には、生活保護を受ける必要も出てきます。ところが以前は「水際作戦」と称し、生活保護の申請自体を受け付けようとしない違法な窓口業務の実態がありました。

そこで2007年から新たな仕組みが始まりました。ここでも弁護士が登場します。相談に応じることはもちろん、役所への申し込みや交渉に一緒に出向く「申請同行」も、費用負担なしで請け負うことになりました。

最近は、この申し込みが全国的に非常に多く、昨年度同時期の1.6倍(日本弁護士連合会調べ)に増えており、不況を肌で実感する毎日です。

福岡県内の窓口は

▽ハローワークの法律相談 092(726)5700

▽生活保護の申請同行 092(741)3208

気軽にご利用ください。

西日本新聞 7月23日分掲載(春田久美子)

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