「ほう!な話」

2012年8月16日

犯罪被害者を弁護士が支援

▼Q 半月前に夜道を歩いていて性犯罪の被害に遭いました。記憶が途切れ途切れで、夜も眠れず、怖くて人に知られたくありません。どうすれば・・・。

▼A 強制的だったり、暴力や傷つけるという脅しを用いて行われる性行動の全てが性犯罪です。被害者との関係や状況は問いません。事件に遭っても、あなたの落ち度ではありません。決して自分を責めないで。責任は加害者にあります。

今、体の状況は大丈夫ですか。落ち着いて話せる状況ですか。安全な場所にいますか。体の傷を病院で診てもらっていますか。心理的ケアを受けたいですか。警察に届けたい、加害者を罰したい気持ちがありますか。

まだ、そうしたいろいろなことができる状態ではないかもしれませんね。そんなときこそ弁護士に相談してください。代わりに捜査機関へ被害に遭ったことを申告したり、事情聴取や現場検証に同行したりするサポートも可能です。生活面、医療面での支援もお手伝いできます。

まずは各県の弁護士会に連絡を。福岡県弁護士会も犯罪被害者支援に取り組む民間ボランティア団体や精神科医、臨床心理士などの援助を得て、さまざまな場面で必要な助言が得られるよう連携を図っています。あなたが直面するその時々の困難を打開し、最終的には再び平穏な生活を営めるようお手伝いしたい-そう思っている弁護士が待っています。

◆福岡県弁護士会は毎週火曜日午後4~7時、犯罪被害者からの電話相談に無料で応じています。犯罪被害者支援センター=092(738)8363。

西日本新聞 8月16日分掲載(世良洋子)

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