「ほう!な話」

2012年8月9日

違法ダウンロード 10月から処罰

▼Q 中学生です。小遣いが足りなくてCDが買えません。無料でダウンロードできるインターネットのサイトを見つけたのですが、利用してもいいのでしょうか。

▼A 音楽は著作権法で「著作物」として保護されています。つまり「著作権を侵害するものと知りながら」ダウンロードする行為は違法です。

今のところ、違反しても刑事処罰されることはありません。ただし、今年10月1日からは刑事処罰の対象となり、2年以下の懲役か200万円以下の罰金が科されることになります。覚えておいてくださいね。

CDが買えないからといって万引なんてもってのほか。刑法の窃盗罪に当たります。犯罪が成立するには「盗もう」という意思(故意)が必要です。例えば、急いでいて支払いをうっかり忘れた場合は、罪になりません。ただし、自分のものにしようと思ってパッケージを開けると占有離脱物横領罪が成立するので、きちんと返しましょう。

このように、法律は普段の生活のあらゆる場面に登場し、本来は身近なもの。子どものころから法律について考える機会を持つことはとても有益です。

福岡県弁護士会は18日午後1時から、福岡市の西南学院大学法科大学院で、中高校生を対象としたジュニアロースクールを開きます。学内の法廷教室で刑事事件の模擬裁判を行い、弁護士と一緒に法律について考える内容です。気軽に参加してくださいね。

◇ジュニアロースクールの参加希望者は、福岡県弁護士会へ=092(741)6416。

西日本新聞 8月9日分掲載(平嶋瑠理)

※このイベントは終了しました

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