「ほう!な話」

2011年4月14日

法教育の出前授業を開始

「被害者は犯人の顔を見たと言っているけれど、本当かな。人違いだった可能生は?」「サッカーをしたい6年生と大縄跳びをしたい1年生が仲良く校庭で遊ぶにはどうしたらいい?」

いずれも私たち弁護士が小学校や中学校、高校でゲストティーチャーとして繰り広げる「法教育」の授業のひとこまです。

法教育は、条文を覚えたり、正解を暗記したりする知識教育ではありません。世の中にはなぜルール(法)が必要なのか、どうして守らなければならないか、トラブル(もめ事)をどうやって解決すればいいのか・・・。こうした基本的な課題に、子どもたち自身の頭や感覚で考えられる力を身に付けてもらいたい-。そんな願いを込めて取り組んでいます。

さらに、新たに改訂された学習指導要領に基づき、小学校では本年度、中学校は来年度、高校は再来年度から、法教育の授業が必修となりました。

そこで各地の弁護士会は、法教育を学校現場に普及させようと、さまざまな取り組みを実践しています。福岡県弁護士会も、弁護士が子どもたちの学ぶ教室に赴く「出前授業」の依頼に広く応えられるよう、法教育センターを発足させました。初年度の今年は80クラス限定で、弁護士を無料派遣しています。

次世代を担う子どもたちに、社会の荒波を生き抜く力を身に付けてもらうべく、ぜひご利用ください。

◆福岡県弁護士会の法教育センター=092(741)6416。

西日本新聞 4月14日分掲載(柏熊志薫)

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