「ほう!な話」

2012年3月8日

女性弁護士増加を目標に

福岡県内の弁護士は1日現在987人で、うち女性は167人(約17%)です。女性だから特定の分野に強いとか苦手ということはありませんが、性犯罪の被害に遭われた方や男女間の問題では、女性弁護士への相談希望が多いようです。

裁判所があっても弁護士がゼロか1人しかいない地域を「弁護士過疎地域」と呼びます。

県内には福岡地方裁判所本庁のほか、9の支部、14の簡易裁判所がありますが、県弁護士会が人材育成などに取り組んだ結果、弁護士過疎はほぼ解消されています。しかし「女性弁護士過疎」は解消されていません。現在でも行橋、直方、田川、飯塚、柳川の各支部管内には女性弁護士がいません。そこで、県内に19カ所ある法律相談センターの相談担当弁護士は、167人いる女性弁護士も含めて担当を割り振り対応しています。

3月8日は国際女性デー。1904年のこの日、ニューヨークの女性労働者が参政権を求めて集会を開きました。国際女性年の75年、国連はこの日を国際女性デーとして、女性の地位の向上を目指しています。

女性弁護士の増加は、その指標の一つ。そこで国内でも、日本弁護士連合会が裁判所支部の所在地に開業する女性弁護士を募集するなど、みなさんの希望に応えるべく取り組みを進めています。あなたの街に女性弁護士が登録する日も間近です。

◆福岡県弁護士会の相談窓口案内=(0570)783552(なやみここに)。

西日本新聞 3月8日分掲載(原田直子)

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