「ほう!な話」

2010年8月6日

法教育で生き抜く力を

日本各地の弁護士会は「法教育」に力を入れています。まだなじみの薄い言葉ですが、法律の知識を単に教えるのではなく、子どもたちに法の背景にある正義や公平などの価値観について深く考え、世の中を生き抜く力を身につけてもらうことを目的としています。

福岡県弁護士会も、学校へのゲストティーチャーの派遣など法教育の普及に取り組んでいます。

また今夏、福岡市で二つの大きなイベントも開かれます。

7日には関東、関西、四国、九州の4カ所で、一斉に高校生模擬裁判選手権大会(通称・裁判員甲子園)が開催されます。

九州大会(午前9時40分から開会式)は昨年に続いて2回目で、4校が出場。福岡地方裁判所の法廷を使い、弁護士や検察官の指導を受けながらも、自分たちの力で刑事事件の資料を検察官、弁護人それぞれ立場から徹底的に検討し、主張や証人尋問を実践するスタイルの試合に臨みます。昨年も高校生らしく知力を尽くし、プロ顔負けの熱い闘いを繰り広げました。

21日には西南学院大法科大学院の法廷教室で、ジュニアロースクールが2年ぶりに開講されます(午後1時から)。九州では熊本が盛んで、各県にも広がりつつあります。今回は契約トラブルと刑事裁判について、中高生が参加型授業に臨みます。

いずれのイベントも参加、見学は無料。この夏はぜひ、クール&ホットな法律の世界に触れてみませんか。

▽福岡県弁護士会   092(741)6416

西日本新聞 8月6日分掲載(菅藤浩三)

※このイベントは終了しました

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