「ほう!な話」

2012年3月29日

「遺言の日」ちなみ相談会

毎年4月15日は「よいいごん」の語呂合わせで「遺言の日」。必要性は感じていても「書き方に難しい決まりがありそうで面倒だな」と、実際に遺言書の作成にためらいを感じている人も少なくありません。

確かに自分で作成することは可能ですが(自筆証書遺言)、法律で定められた方式は厳しく、例えば日付に「2012年3月29日」と書くべきところを「2012年3月吉日」と書いてしまえば無効です。夫婦一緒に一つの遺言書を作成したいと希望しても、法律では2人以上が同一の証書で遺言すること自体を認めていません。

また、遺言者が亡くなって相続が発生した場合、遺言書を保管している人や遺言書を発見した相続人は、公正証書による遺言の場合を除き、遅滞なく家庭裁判所に「検認」の手続きを請求しなければなりません。

さらに遺言書に封印がある場合は、家庭裁判所において相続人か、その代理人の立ち会いがなければ、そもそも開封することすらできないのです。もしも怠れば、過料を支払わなくてはならないことになっているので注意してください。

この時期、各地の弁護士会が遺言や相続に関する悩みに答える相談会を開いています。気軽に相談を。

◆福岡県弁護士会「遺言の日」無料法律相談会

4月18日午前10時-午後3時半、福岡市の天神弁護士センターで。電話で予約を=092(741)3208(同2日午前9時から予約受け付け開始)。先着30人。

西日本新聞 3月29日分掲載(熊谷靖夫)

※このイベントは終了しました

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