「ほう!な話」

2012年9月6日

弁護士と専門家 共同相談会

▼Q 隣人から「ブロック塀が土地の境界からはみ出している」と言われました。弁護士に相談してもいいですか。

▼A 土地に関して相続や売買をしようとするとき、境界(筆界)をめぐって隣人と争いになることがあります。これも法律問題なので弁護士が相談に応じられます。ただし、コンクリート杭(くい)などの境界標を探すのに、測量したり調査したりする専門知識が必要です。通常は土地家屋調査士と連携して解決に当たります。

所有権の範囲(所有権界)をめぐる紛争を含むこともあります。この問題なら話し合いで解決できますが、合意の結果をさらに登記しておくと問題を残しません。登記申請は専門家である司法書士と協力します。

ほかの問題でも、税務の知識が必要なら税理士と、監査や会計の知識だったら公認会計士と組むなど、別の分野の“士業”と一緒に問題解決に当たることが少なくありません。

福岡県では1991年、弁護士と土地家屋調査士、不動産鑑定士、行政書士、社会保険労務士、公認会計士、税理士、司法書士の各団体で「専門職団体連絡協議会(専団連)」を発足させました。年に3回、士業同士がペアになって相談に応じる共同相談会を実施しています。違う分野の専門家から一度に意見が聞けると好評です。

次回は8日午前10時~午後4時、福岡市中央区の「あいれふ」で開催します。気軽にご参加ください。問い合わせは福岡県不動産鑑定士協会=092(283)6255。

西日本新聞 9月6日分掲載(堀孝之)

※このイベントは終了しました

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