「ほう!な話」

2010年12月3日

ネットは無法地帯にあらず

インターネットの急速な普及とともに、ネットをめぐる被害やトラブルが急増しています。

サイトの一部を押しただけで料金の支払いを求められるワンクリック請求▽迷惑メール▽実際に相手がいないのにサクラを用いた「出会えない系サイト」▽オークション、フィッシング(偽サイト)、投資を装った各種の詐欺▽在庫を持たずにネットショップを開設できる「ドロップシッピング」や、成果報酬型のネット広告「アフィリエイト」など、簡単にもうかることをうたった副業をめぐるトラブル▽掲示板やホームページ、ブログ上での名誉毀損(きそん)の問題・・・。手口も巧妙かつ複雑になっています。被害の救済を装って接触し、被害を拡大させる悪質なケースもあります。

このようなトラブルや被害に遭ったにもかかわらず「インターネットは無法地帯だから」と諦めていませんか。そんなことはありません。インターネットを利用しても詐欺は詐欺。身に覚えのない請求に応じる必要はありません。きちんと法律を適用して対応すれば、解決する事例もたくさんあります。

福岡県弁護士会のホームページ委員会でも、2005年から年1回、電話無料相談「インターネット被害110番」を開設しています(今年は8日午後1~5時)。この相談会をきっかけに弁護団が結成され、裁判の提起から解決に至った事例もあります。諦めずにお電話ください。

◆インターネット被害110番=092(724)2644。

西日本新聞 12月3日分掲載(松尾重信)

※このイベントは終了しました

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