「ほう!な話」

2014年5月28日

犯罪被害者 無料で弁護も

▼Q 帰宅中に暴行を受けました。被害届のことなど、どうしたらいいか分かりません。弁護士に頼みたいのですが、お金のことも心配です。

▼A 犯罪に遭ったとき、被害者はさまざまな困難や疑問に直面します。ところが、法的な知識がないために泣き寝入りに追い込まれたり、補償されるべきお金をもらえなかったりして、後になって悔やまれる方もいます。

被害者には、受けた被害を回復・軽減し、再び平穏な生活を営めるよう支援を受け、刑事手続きに適切に関与できる権利があります。こうした権利を守るため、被害者に寄り添って活動することは弁護士の使命です。

質問された方の場合も、警察に被害届を出す前の段階から、弁護士費用が無料となる制度が用意されています。条件は、私選弁護士に依頼するだけの資力がないことです。

被害に遭うと通常、けがで仕事ができなくなったりして経済的にも大変困った状況に置かれてしまいます。そうしたケースを踏まえ、現金、預金などの合計額から、利用請求日から6カ月以内に支出する費用(治療費など)を差し引いた額が200万円未満であれば、この制度を利用することができます。

福岡県弁護士会では犯罪被害者を対象とした無料電話相談を実施しています。気軽にご利用ください。

◇福岡県弁護士会・犯罪被害者支援センターの無料電話相談
=092(738)8363(火曜と金曜の午後4時~7時)

西日本新聞 5月28日分掲載(世良洋子)

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