「ほう!な話」

2014年4月30日

弁護士「ゼロ地区」は解消

▼Q 過疎地に住む両親が法律トラブルに巻き込まれたようです。弁護士に相談したくても知り合いがいません。どうやって探せばいいですか。

▼A 弁護士といっても決して近寄りがたいものではありません。まずは電話帳で近くの法律事務所を探して連絡してみるのも一つの手です。

また、各県の弁護士会が県内各所に法律相談センターを設置しています(名称は「弁護士センター」などさまざま)。地元の弁護士会に連絡し、最寄りのセンターを紹介してもらう方法もあります。公共施設で定期的に法律相談を実施しているところもあるので、自治体の広報紙を調べたり、電話で尋ねたりしてみてください。

以前は地方裁判所の支部単位で、弁護士がいないか、1人しかいない「ゼロワン地区」が全国の過疎地にあり、問題になっていました。そこで日本弁護士連合会、弁護士会連合会、各県弁護士会が協力し、「弁護士過疎」の地域に「ひまわり基金法律事務所」を設置してきました。

九州にも長崎県・対馬、熊本県・天草、鹿児島県・鹿屋などに設置されています。国も総合法律支援法に基づき、各地に法テラス法律事務所を開設。こうした取り組みの結果、「ゼロ地区」はなくなりました。

相談者の両親がお住まいの地域にも必ず弁護士がいます。ぜひ相談してみてください。

◆福岡県弁護士会の相談窓口案内=(0570)783552(なやみここに)

西日本新聞 4月30日分掲載(中嶽修平)

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