「ほう!な話」

2010年8月27日

ネットの不当請求 拒否できる

ネット通販をはじめ、小中学生も含めたゲームや出会い系サイトなどに絡んだトラブルの相談が増えています。身に覚えがないのに請求されるまま代金を払うのは、待ってください。

ネット通販でキャンセルの可否をめぐってトラブルになったケースで考えてみましょう。

そもそも「契約」は、申し込みと相手からの承諾の意思表示が合致して初めて成立します(民法)。ところがパソコンや携帯電話を使った取引では、誤クリックや操作ミスによって、そのつもりもないのに注文した、ということが起こりがちです。

ネット上のサイトを利用した契約には「電子消費者契約及び電子承諾通知に関する民法の特例に関する法律(電子契約特例法)」が適用され、消費者は保護されます。例えば操作ミスのケースでは、入力内容の確認画面がなければ、注文するつもりのない契約は無効になります。

架空請求や不当請求を行う業者は、暴力団とつながっていたり、同業者同士で情報交換などをしたりすることも多いので、納得できないのに支払ってしまうと、何度も追加請求されたりするので注意してください。

福岡県弁護士会にもホームページ(http://www.fben.jp/)があります。県内20カ所にある法律相談センターの所在地や連絡先、Q & A、専用の相談先などを掲載しています。こちらは安心してどんどんクリックしてください。

◆天神弁護士センター=092(741)3208。

西日本新聞 8月27日分掲載(瀬戸伸一)

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