「ほう!な話」

2012年2月2日

紛争解決センター活用を

近所の騒音がうるさい、友人が借金を返してくれない…。こうした日常生活上のトラブルについて「専門家を間に入れたいけれど裁判はしたくない。費用も心配だし。話し合いで円満に解決できないか」と悩んだら、弁護士会が運営する紛争解決センターを思い出してください。

九州では福岡、熊本、鹿児島の各県にあります。経験豊かな弁護士(仲裁人)が間に立ち、中立の立場で双方の言い分を聞いた上で、法律的な枠組みも踏まえた解決への道筋や方針を示し、話し合いによる解決を目指します。お互いに納得のいく円満な解決を「迅速に図れる」というメリットがあります。

利用する場合は弁護士を代理人として付ける必要はなく、手続きの日程や場所も双方の都合に合わせて柔軟に対応します。裁判と違って非公開なので、プライバシーも守られます。

トラブルの種類に制限はありません。建築や医療といった複雑な紛争にも対応できます。建築士や医師のほか、不動産鑑定士、弁理士、土地家屋調査士、税理士、公認会計士、社会保険労務士らが専門委員として登録し、必要に応じて協力を得つつ実効的な解決を目指します。

利用するには、原則として弁護士の紹介状が必要です。まずは利用に適したトラブルか見極めるためにも法律相談を受けてください。福岡県内のセンターでは14日まで、全ての法律相談を無料で実施しています。

◆福岡県弁護士会の相談窓口案内=(0570)783552(なやみここに)。

西日本新聞 2月2日分掲載(管納啓文)

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