「ほう!な話」

2011年8月11日

中高生ロースクール20日開催

「法教育」をご存じですか。今、価値観や生活スタイルが多様化し、権利関係も複雑化し、日常生活における紛争やトラブルが増えています。これまで以上に、市民一人一人が社会のルールを守って紛争を予防し、トラブルに巻き込まれても法にのっとって解決することが求められています。「法による紛争解決能力」の素地を身につける目的で始まったのが法教育です。

法教育は本年度から実施されている新学習指導要領でも一層の充実が図られています(小学校は本年度、中学校は来年度、高校は再来年度から実施)。そこで福岡県弁護士会は、これまで一つの委員会で行ってきた学校への「出前授業」を、この春から弁護士会を挙げて取り組むよう仕組みを整えました。

さらに今年も、中高生を対象とした「ジュニア・ロースクール」を開催します。今回のテーマは「ある野球チームのファンであることを、人を雇うときの条件にできるか」。参加者には雇う側、雇われる側、それぞれの立場になりきってもらい、意見を戦わせてもらいます。

相手を論理でねじ伏せるのが目的ではありません。自分だけでなく、相手の権利(利益)も同じように尊重されなければならない。そのことに気付いてもらうのが狙いです。参加してみませんか。

▼ジュニア・ロースクール 20日午後1時-4時半、福岡市の西南学院大学。参加無料。問い合わせは福岡県弁護士会=092(741)6416。

西日本新聞 8月11日分掲載(中村亮介)

※このイベントは終了しました

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