「ほう!な話」

2011年9月22日

子どもシェルター設置目指す

子どものためのシェルターをご存じですか。2004年に東京で「カリヨン子どもの家」が誕生したのを皮切りに、各地で続々と開設されています。虐待や親子関係のトラブルなどによって家庭に居づらさを感じている子ども(主に中学校卒業後)に提供される「居場所」です。

ほかにも児童福祉法に基づく児童相談所や児童福祉施設がありますが、法の要件を満たせないため入れない、共同生活になじめないといった子も少なくありません。現行の法制度や行政の仕組みの中で救済を受けられない子が存在するのです。

シェルターでは、お金がなく身元引受人がいなくても、保護を必要とする子に温かい食事とお風呂、お布団、そして何より安心してくつろげる居場所が提供されます。必要なら専属の子ども担当弁護士が付き、意見表明を助け、自立を支援します。

九州にはまだありませんが、福岡で社会福祉士や弁護士らで組織するNPO法人「そだちの樹(き)」が設立され、九州初の設置に向けて活動を始めました。11月3日には「カリヨン子どもの家」を開設した坪井節子弁護士を招いて「そだちの樹」設立記念シンポジウムを開きます。

居場所のない子どもたち、待っていてください! あなたは大切な人です。私たちが一緒に考えます。

◆シンポジウム 11月3日午後1時から、福岡市・天神の福岡ビル。問い合わせは「そだちの樹」設立準備会事務局=092(725)0030。

西日本新聞 9月22日分掲載(清水さやか)

※このイベントは終了しました

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