会長日記

2024年9月1日

会長 德永 響(50期)

みなさま、こんにちは。

◆報道責任者との協議会

報道各社は、社会部部長など報道責任者で参集して会議を開催しており、その機を捉えて、例年、当会とも協議会を開催しています。本年度も報道責任者12名の参加を得て、当会LGBT委員会による「同性婚の実現に向けた取り組み」等について意見交換が行われました。

実名報道や被害者の報道において、両者の意見に対立が生じることもあります。しかし、社会の不正義や問題点を追及するスタンスにおいて、記者と弁護士は同質性を持つものであって、各々の視点が記者にとっても弁護士にとっても有用であることは疑いがありません。これからも率直な意見交換の場として、意見交換を続けることが不可欠です。

出席される報道責任者の中には、「昔、海外視察に一緒に行った司法記者」ですとか、「事件報道に際して取材に応じた司法記者」の方々がいらっしゃることも手伝って、率直な意見交換を実現するためには普段から記者の方々と接点を持つことも大切だと感じました。

◆三会(福岡・広島・大阪)交流会

福岡・広島・大阪の各会が協議事項を持ち寄り、他会の対応を教えてもらって、各会の会務運営に反映させる、三会交流会がありました。いずれの協議事項も身につまされる内容でした。広島会から福岡観光を打診されていたので、翌日は有志でアテンドすることになりましたが、行先を「太宰府」と聞いて、気分どんより。この暑さの中、熱中症になるためですかっ!とツッコミたくなるところです。ところが、行ってみると素晴らしかった。本殿は改装中ですが、仮殿がよかったですし(私の写真では素晴らしさが伝えられないのがもどかしい)、歴史をそのまま体験した気分になりました。昔は、この素晴らしさに気付く能力が無かっただけなのだということがわかりました、歳は取ってみるものです。固定観念にとらわれてはいけない、「福岡で観光?ないない。」などというのはやめて「太宰府に行きなさい」と推薦することにします。

福岡県弁護士会 会長日記 2024年9月1日

◆KBCラジオ「パオーン」に出演

KBCラジオに出演させていただきました。事前の脚本をもとに生放送に臨みました。「本日のベンゴニンジャー、群青色、トクナガ!」と勢いよく紹介されるものですから、つい原稿にもないのに「おー!」と雄叫びを上げてしまいました。

もっとも、そのあとに登場した「ベンゴニンジャー山吹色、コヤナギ!」と紹介された業務事務局長小栁先生が「やー!」と拾っていただいたおかげで、私の雄叫びも格別の違和感なく生放送を全うすることができたことをご報告いたします。

福岡県弁護士会 会長日記 2024年9月1日