会長日記
2021年5月1日
会長 伊藤 巧示(45期)
皆さま、こんにちは。会長就任後、少しずつですが生活のリズムも確立しつつあることを実感しています。
◆就任の挨拶回り
3月22日から、新執行部就任の挨拶回りが始まりました。前年度は新型コロナウイルスの影響で、挨拶回りも中途で断念せざるを得なかったようです。今年もまだ終息には程遠い状況ですので、訪問自体を断られることも覚悟していました。しかし、案に相違して、ほぼ一昨年までと同様の挨拶回りができそうです。
挨拶回りでは、新型コロナのことがよく話題になり、会議のあり方や仕事のやり方の変化など同じような悩みを抱えているのがわかりました。
また、いろいろな人と会うので、偶然高校の先輩後輩であることが分かったり、共通の知人がいたり、話がどんどん広がっていったりもします。
お配りするパンフレット類で人気なのは、「行政との連携メニュー」です。「弁護士会はこんなこともやっているのですね。」とよく言われます。
また、今年は、新会館竣工記念誌もお配りし、新会館をアピールしています。旧会館をご存じの方も多く、皆さん、記念誌の写真をその場でしげしげと眺めながら、外観や大きさをほめてくれます。
◆就任記者会見
4月5日には、弁護士会館で就任記者会見を行いました。テレビは入らないものと勝手に思っていたら、入っていたので多少戸惑いました。
私は、カメラのシャッターを切る、あの「パシャパシャ」という音が苦手です。平成24年に副会長をしたときに、いわゆる不祥事に関する記者会見をしたことで、トラウマになっているのです。
しかし、今回は、質疑応答も私の印象に残っている事件や、私の趣味、性格に関するもので安堵しました。
記者会見の翌日、以前の依頼者から事務所に電話がありました。開口一番、「先生、どうしたんですか?」と言うので、「なんで?」とたずねたところ、「昨日テレビをつけたら、ニュースでいきなり先生の顔が出ていたが、すぐに別のニュースに変わったので、何だったのか気になった。それで、事務所に電話したら、現在使われておりませんというアナウンスが流れた(私は今年の1月に今の事務所に移転したので電話番号が変わったのです。)。それでびっくりして、先生に何かあったのかと心配になり弁護士会に電話して、電話番号を聞いた。どうかしたんですか。」とのことで、どうも、私が何か悪いことでもしたかもしれないと心配してくれたようでした。事情を話したところ、安心してくれました。
◆楽しい話もお届けします
これから毎月「会長日記」が掲載されます。会務報告にとどまらず、いろいろなエピソードを交えながら楽しんで読んでいただければと思っています。
どうぞ1年間よろしくお願いいたします。