会長日記
2018年12月1日
会長 上田 英友(40期)
皆さま、こんにちは。師走に入り、今年も残すところ1月となりました。
今回は、10月中の行事について参加した感想や行事の意義などをお伝えしたいと思います。
◆RKBラジオ祭り(10月20日、21日)
当会は、RKBラジオが主催するRKBラジオ祭りに、毎年、ブースを出展し、無料法律相談を行っています。このイベントは、福岡タワー前広場やRKB放送会館・駐車場を利用して、ラジオの協賛社が特産品や新製品などを販売したり、タワー前の特設ステージで、歌や演奏などのパフォーマンスが行われるほか、ラジオのパーソナリティが会場を回るなど、大規模なイベントで、二日間で約10万人の人出があります。当会も、無料法律相談を行い、来場者にPRグッズを配布するなど、対外広報のために有益な機会となっています。
今年は、日弁連の公式キャラクターであるジャフバの着ぐるみを呼び寄せ、当会会員が交代で中に入って来場者に愛想を振りまきました。着ぐるみの集客力は素晴らしいもので、常に人だかりがありました。
無料相談は二日間で50件ほどあり、広報グッズも約4000個配布でき、相当の広報効果があったものと思われます。
◆第71回九州弁護士会連合会定期大会(10月26日)
本年度は、当会が九弁連大会の開催地となっており、筑後部会の会員を中心として準備を進めて参りました。
午前中、「今、主権者教育を考える」のテーマにてシンポジウムを行い、福井大学の橋本康弘教授に基調講演を行っていただいた後、ドイツにおける主権者教育の視察報告、弁護士によるモデル授業の実践報告、九弁連管内の弁護士会の取組状況の報告を行いました。その後、パネルディスカッションにおいて、主権者教育の在り方について討論を行っていただきました。いずれの内容も非常に充実したもので、新設科目の「公共」による主権者教育において弁護士が関与する必要性を実感することができ、シンポジウムの参加者は熱心に耳を傾けていました。
午後の大会では、宣言と決議を審議しましたが、開催地会の会長として議長を務めさせていただきました。審議では、提案理由の説明がなされた後、会場から鋭い質問や意見が出され、それぞれのテーマについて深く掘り下げた議論がなされました。熱のこもった発言が多数ありましたが、円滑な進行にも協力していただき、ほぼ予定どおりの時間で審議を終えることができました。ご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。
当年度の重点課題の一つとして、九弁連大会の成功に努めることを掲げておりましたが、筑後部会の会員を中心とする実行委員会の皆様の並々ならぬ努力と当日参加いただいた会員の皆様のご支援により、大成功に終わることができました。心より感謝申し上げます。