DV(ドメスティックバイオレンス)無料相談
DV(ドメスティックバイオレンス)無料相談制度を始めました
パートナーが怖くて怯えることはありませんか?
DV(パートナーからの暴力)は、犯罪となる行為を含む重大な人権侵害です。
にもかかわらず、家庭内という密室で行われるので、被害者は孤立しがちです。
また、被害者は、「自分が悪いから仕方がない」「報復が怖い」「相談しても解決できない」と思い込まされて、ますます被害が深刻化しがちです。
こんな風に出口がないと諦める前に、ぜひ弁護士にご相談下さい。
弁護士は、相談者の身の安全を最優先して、解決方法を一緒に考え、加害者への対応、別居・離婚などを含めた法的な支援を行います。
福岡県弁護士会では、DVの中でも特に生命・身体への危害を受ける恐れが大きい案件につき、平成25年6月より、無料*法律相談制度をはじめました。初回30分間無料で、DVに詳しい弁護士がご相談に応じます。
*無料相談の対象になる案件は、配偶者等(事実婚を含む)から暴力を受け、生命・身体への危害を受ける恐れが大きい案件です。
また、DVには、力や立場の差などを背景として、物理的な暴力だけではなく、暴言・侮辱や経済的な締め付け、性的暴力等、様々な態様があります。 上記の無料相談の対象とならない場合でも、DVを受け続けることで、恐怖や無力感から、加害者に支配される状況から脱しにくくなるなど被害は深刻です。早期に適切なアドバイスを受けることが必要ですから、ご相談をお勧めします(その場合には30分 5400円(消費税込)の有料相談になります)。
相談予約電話番号
※ご相談には事前予約が必要です
相談場所
県内各地の福岡県弁護士会の法律相談センター
(例外的に弁護士事務所で実施する場合があります)
DV(ドメスティックバイオレンス) Q&A
Q1:DV(ドメスティック・バイオレンス)とはどんなものですか?
A1.
夫婦や恋人など、いわゆるパートナーからの暴力のことを言います。
暴力と一口に言っても色々なかたちがあります。
パートナーからこんなことはされていませんか?
- □ 叩く、蹴る、突き倒す
- □ 「出て行け」と家から押し出す
- □ 物を投げたり、乱暴な音を立てて怖がらせる
- □ 「暴力を振るわせるのが悪い、お前のせいだ」などと言う
- □ 欠点をあげつらって無能だと思わせる
- □ 「別れるなら周囲に危害を加える」「死んでやる」などと言う
- □ 家計管理を独占する、生活費を十分渡さない
- □ 会う人、電話等、行動をチェックしたり制限したりする
- □ 望まない性交渉を強いる
これらはすべてDVにあたります。
Q2:「これはDVかな?」と思ったらどうすればいいですか?
A2.
「愛情の裏返し」「自分が悪い」などと思わずに、まずは弁護士にご相談下さい。弁護士は、相談者の身の安全を最優先して、解決方法を一緒に考え、加害者への対応、保護命令の申立、別居・離婚などの法的な支援・アドバイスを行います。
Q3:保護命令ってなんですか?
A3.
身体への暴力がある等一定の場合に、加害者に対し、接近の禁止や、住居からの退去などを命ずるものです。未成年の子や親族などへの接近禁止命令も可能です。保護命令違反には、刑事罰も定められています。
Q4:弁護士に相談するとお金がかかりませんか?
A4.
配偶者から身体への暴力や脅迫を受け,生命や身体に重大な危害を受けるおそれが大きい場合には,初回30分無料で相談が受けられます。
無料相談の対象にならない場合でも,DVは深刻な人権侵害です。早期に適切なアドバイスを受けることが必要ですから,ぜひご相談ください。この場合は,30分 5400円(消費税込)の有料相談になります。
Q5:相談を聞いてもらいたいときはどうしたらいいですか?
Q6:どのような人が相談を担当するのですか?
A6.
DVに詳しい弁護士が相談に応じます。安心してご相談ください。