会長日記

2015年8月

会 長 斉 藤 芳 朗(39期)

【会員の皆さまにご理解、ご協力いただきたい事項】

1 男女共同参画のさらなる推進について

5月29日に開催された日弁連定期総会において、改めて男女共同参画の推進が要請されました。当会の会員のなかで女性会員の占める比率は約20%ですが、最近登録された会員でみると、約25%が女性会員となっております。当会としましても、重要な役職に女性会員に就いていただく必要あります。執行部に人選の依頼がある場合(重要な役職の場合が多いです)、最近意識して、女性会員を指名するように心がけております。各委員会、対策本部におかれましても、委員長、副委員長、事務局長はもとより、委員の指名に当たっても、「男女共同参画の推進」という視点を忘れることなく、女性会員の方に活躍できる場を提供するように心がけていただきたくお願いします。

また、女性会員に活躍の場を提供するためには、環境の整備も必要であります。セクハラ等がなされることのない環境を整備するのは当然のこととして、委員会の開催時刻を早めに設定する、夕刻開催される研修をDVDに録画して昼間再度上映する等といった工夫がなされておりますが、より一層の配慮をお願いします。

2 研修制度の充実について

当会では、毎日のように様々な研修が実施されております。さて、研修の案内ですが、本年度早々からペーパーレス化を提案したこともあり、最近は、研修の案内をAllfbenで流しております。これに加えて、当会が実施する研修は、当会のHP会員専用ページの「研修会情報」にも記載されておりますので、一度ご覧ください。なお、この研修情報も抜けがあり、本年度は、委員会において「研修担当者」を決めていただいたので、これらの研修担当者の方々にお願いして、研修会情報を、より確実かつ迅速に収集するように努め、HP上の研修情報へのアップを拡充したいと存じます。

現在、研修の申込みはFAXによりなされております。FAXですと、会員による申込みも面倒ですし、なによりこれを整理する(エクセルファイルに入力する)職員にとっても相当な作業量となります。そこで、現在、研修委員会、HP委員会に依頼して、これをHP上からできるようにすることを検討中です(ただし、パソコンを使用されない会員への配慮は行います。)。「紙でのやり取りの方が確実」という会員も少なくないかと存じますが、必要性の乏しい経費を削減して、別の、より有用な事業に回したいと存じますので、ご協力をお願いします。

3 改めて ペーパーレス化のお願い

改めてペーパーレス化のお願いです。来年3月まであと8カ月程度ありますが、この間に、原則として、紙、FAXによる文書の配布は中止する予定です(ただし、メールを使用されない会員への配慮は行います。)。

ペーパーレス化は、時代の流れでもあり、経費削減にもつながりますので、不便をお感じになられる会員もおられるでしょうが、是非、ご理解のうえ、ご協力ください。

【雑感】

高度な分野での議論

日弁連の理事会に4回参加いたしました。様々な分野での意見書等が議論され、採択されてゆきますが、高度な議論がなされております。議論の対象が特殊化していることが、その要因と思われます。例えば、高齢者・障害者の方々の意思(自己決定権)をどこまで尊重するのか、という議論がなされておりますが、この議論は、10月1日から千葉市で開催される人権シンポのテーマの一つとなっております。これまで、高齢者等の方々の意思をまったく無視していたわけではないが、重きを置いていたともいえない、という状況だったのではないでしょうか。自己決定権が残存していることが人の意思能力、行為能力に影響を与えるのか、自己決定に沿わない法定代理人の行為がなされた場合、代理権限が制限されるのか、自己決定権を尊重するというのが、被後見人・被保佐人・被補助人らに対して後見人らが負担している善管注意義務や事実上高齢者等の財産を管理している事務管理者の善管注意義務の内容となるのか、仮に、無視した場合、義務違反になるのか、といった点が議論の対象となっているようです。自己決定権の必要性も理解できるが、既存の法制度、実務が崩れかねないのも困るし、どのような思考経路によって、どのような結論を出せばよいのか、本当に迷います。

当会の委員会には、日弁連の委員会において、このような特殊な分野のエキスパートと評価されている会員が多数おられます。このような場面に遭遇して、改めて、このような会員の方々の活動に敬意を表する必要があることを実感いたしました。

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