会長日記
2021年4月1日
会長 伊藤 巧示(45期)
皆さま、こんにちは。令和3年度(2021年度)の福岡県弁護士会会長を務めます伊藤巧示です。1年間どうぞよろしくお願いいたします。
◆「不安を、安心に。」が福岡県弁護士会のモットーです
市民に信頼される弁護士・弁護士会を目指すためには、弁護士会がどのような活動を行っているか、多くの市民に知っていただく必要があります。
我々が活動している様々な人権擁護活動・公益的活動を積極的にアピールしたいと考えていますし、弁護士法1条にいう基本的人権の擁護と社会正義の実現という目的のため、社会秩序の維持や法律制度の改善に必要な意見表明を行います。
◆弁護士会館を発信の拠点に
福岡市中央区六本松に弁護士会館が新築移転してから約2年が経過しました。市市民と共にある弁護士会であるため、活動拠点である新会館から様々な情報を発信するとともに、会館内の六本松法律相談センターを利用していただき、また、市民が参加する様々なシンポジウムや市民向けセミナーも充実させていきたいと考えています。
◆弁護士の活動領域を広げる
弁護士が様々な分野において活動・活躍することは弁護士の使命です。
その活動の対象を市民から企業(個人事業含む)や行政、組織内弁護士(企業内弁護士、任期付き公務員)、社外役員、第三者委員会等、さらに弁護士の活動領域を広げていきたいと考えています。
◆風通しの良い弁護士会に
弁護士会内についても、会員数、特に若手会員の人数が増加したことから、会員間の交流、世代間の交流を活発にすることが、これからの当会の活動にとって必要不可欠です。今後の弁護士会の会務を担っていく若手弁護士に対する様々なサポートをさらに進めるとともに若手会員の意見を積極的に取り上げる風通しのよい弁護士会に目指したいと考えています。
◆コロナ禍への対応
昨年度以来の新型コロナウイルス感染拡大に伴い、様々な当会活動にもさまざまな影響を及ぼしました。しかし、コロナ禍のような全く予期しなかった事態が生じても、当会がこれまでどおりの役割を果たし、会員の業務や当会の様々な活動に支障をきたさないようにすることは、われわれ執行部の当然の義務であると認識しています。