会長日記
2024年2月1日
会長 大神 昌憲(48期)
みなさま、こんにちは。
◆天神弁護士センターが「天神法律相談センター」と名称を変更し、南天神ビルから「天神重松ビル2階」に移転しました!
2月5日、天神弁護士センターが天神法律相談センターと名称を変更し、南天神ビルから天神重松ビル2階に移転いたしました。
移転手続きを進めていくうえで、会員からも当会が九州最大の繁華街である天神地区に法律相談の拠点を持ち続けることは意義が大きいとの声を多くいただきました。
法律相談は市民の皆さまに対する最大のリーガルサービス活動ですので、新しい天神法律相談センターの隆盛を期して参ります。
また、市民の皆さまも、「不安を、安心に。」をモットーとする当会の法律相談センターを気軽にご利用いただければと思います。
天神法律相談センターの詳細については、当会のホームページをご覧ください。
https://www.fben.jp/center/tenjin.html
◆4年ぶりに福岡法曹協議会が開催されました
2月2日、コロナ禍で中止を余儀なくされていました福岡法曹協議会がKKRホテル博多において4年ぶりに開催されました(今年度の当番会は福岡高等検察庁であり、次年度は当会が当番会です。)。
当会会員(24名)は勿論のこと、福岡高等裁判所から22名、福岡地方裁判所から32名、福岡簡易裁判所から1名、福岡家庭裁判所から9名、福岡高等検察庁から5名、福岡地方検察庁から7名、福岡県公証人会から1名、法テラス福岡から7名、福岡矯正管区から2名、福岡拘置所から2名、福岡刑務所から2名、福岡少年鑑別所から1名、九州地方更生保護委員会から2名、福岡保護観察所から2名、合計119名の参加を得て、10項目の協議事項について、熱心な意見交換が行われました。
特に、福岡地方裁判所が当会に対し提案した「準備書面や書証の電子提出についてのあい路や対応状況をご教示いただきたい。」との協議事項が最も盛り上がりを見せたと思います。
今後、民事裁判の分野のみならず、刑事裁判等の分野においても一層IT化が進んで参ります。
我々法曹は、必ずしもITに関する知識が充分ではありませんので、IT化されたシステムの運用面を中心に、益々、福岡法曹協議会の重要性は増していくものと思われます。
ちなみに、「福岡県弁護士会史・上巻」(平成元年1月20日発行)によりますと、第1回の福岡法曹協議会は昭和2年10月29日に開催されており、そのときの協議事項としては、「各法廷に宣誓台を設けられたき事」、「各法廷の当事者用テーブルにもテーブル掛を掛けられたき事」、「各法廷に時計を備え付けられたき事」、「飯塚支部の民事開廷日は現在1週1回なる処、事件の進行に長日月を要することとなるを以て是非1週2回開廷せらるる様致度事」といった内容のものが挙げられていたようです。当時の法廷の様子等を彷彿とさせるものがあり、非常に興味深いです。
◆福岡県弁護士会館5周年記念イベント
2月10日、当会会館において、福岡県弁護士会館5周年記念イベント「六本松で弁護士を体験してみよう」が開催されました(後援:福岡県、福岡県教育委員会、福岡市教育委員会、読売新聞西部本社)。
(1)映画Winnyの上映会、(2)トークセッション「Winny事件と刑事弁護」、(3)謎解きイベント「とある弁護士の一日~謎だらけの法律事務所~」、(4)無料法律相談会、(5)弁護士カフェの臨時開店、といった盛り沢山の内容で、延べ約500名の参加を得、市民の皆さまに開かれた弁護士会をアピールすることができたのではないかと思います。
(天神弁護士センターの引越作業を担当した河内副会長・山本副会長・福山業務事務局長との記念撮影)
(天神重松ビルの天神法律相談センターの入口です)