福岡県弁護士会からのお知らせ
シンポジウム・講演会など
2011年6月29日
労働法無料講座【終了しました】
みなさんの働く環境は、法律に沿ったものでしょうか。職場でのトラブルは、誰に責任があるのでしょうか。そして、働く環境の改善、トラブルの防止・解決の方法は、何でしょうか。実際、法律は、みなさんの働く環境にも大きく関わっています。例えば、労働時間は、原則として一日8時間以内と定めてあります。時間外労働には1.25倍以上の割増賃金が支払われなければなりません。解雇だって法律の要件を満たすことが必要です。わずかでも法律を知っていれば、よりよい働く環境づくり、トラブルの防止・解決に役立ちます。逆に、法律を知らなければ、しなくてもよいはずの我慢をすることになったり、後々のトラブルを招いたりします。今、全国的にも、会社と従業員のトラブルを法律で解決しようとする労働事件の数が飛躍的に増加しています。働くことについての法律知識がみなさんの助けになることが増えているのです。
そこで、福岡県弁護士会は、市民のみなさん向けに労働法の無料講座を開催することにしました。
テーマは、みなさんの関心が特に高いと思われる長時間労働やサービス残業など時間外労働についての基礎知識です。光永享央弁護士が、できるかぎり専門用語を避け、法律知識のない方にも分かりやすく説明します。必ずやみなさんのお役にたてるものと思います。一人でも多くの方の受講をお待ちしています。
【日時】 2011年7月27日(水)
午後6時30分~午後8時
(午後6時00分より受付開始)
【場所】 福岡市中央市民センター視聴覚室
【参加費等】 受講料無料・事前予約不要
(定員70名になり次第受付終了。)
【問合わせ先】 福岡県弁護士会 TEL:092(741)6416
2011年5月18日
法曹養成制度について考える市民集会~法曹は誰のもの?司法修習生給費制をメインテーマとして~【終了しました】
司法試験合格者が裁判官や検察官、弁護士になるために法律上定められている約1年間の研修期間。それが司法修習です。
司法修習生は、その間、修習に専念する義務が課され、アルバイトは禁止されていることから、給与が支払われてきました(給費制)。この給費制は、昨年限りで廃止になる予定でしたが、全国で繰り広げられた市民集会&パレードや、全国で約67万筆(うち福岡県内では約8万7000筆)が集まった署名活動における市民の大きな声に支えられ、司法修習生の経済的支援のあり方を含めた法曹養成制度全体について議論をすることを条件として、暫定的に1年間、司法修習生給費制が維持されることになりました。
しかし、本年11月には、再び給費制が廃止になる危機を迎えます。もしそうなると以後、司法修習生は、必要な生活費を、国から借り入れるしかなくなります(貸与制)。
ところで、司法修習生に対しては、現在給与が支払われています。これは皆様の貴重な税金によって賄われています。
これに対しては、「司法修習生だけ特別扱いを受けるのはおかしい」という意見や「むしろ震災の復興に使うべきだ」という意見があるかもしれません。
では、司法修習生への給費制はやめるべきでしょうか?
司法修習生への給費制は、戦後まもなく、まだ焼け野原だった昭和22年、新憲法の施行と同時にスタートしています。今よりもずっと貧しかった時代、それでも法曹を税金で養成してきたのはなぜでしょう?いま、給費制を維持し続けるかどうかの瀬戸際において、その理由が問われています。
私たち弁護士には、今何が求められているのか?これを、市民の皆さんと共に、一緒に考えたいと思います。
そこで、下記の通り、市民集会を企画しました。
法曹養成制度に造詣の深い、テレビでおなじみのジャーナリスト・江川紹子さんも来場予定です。市民の皆さんのご参加を、心からお待ちしております。
開催日時 平成23年6月4日(土)午後2時30分~午後5時
会 場 西日本新聞会館16階 福岡国際ホール
福岡市中央区天神1-4-1
(博多大丸のビルです)
当日のメインプログラム
ジャーナリストの江川紹子さんや国会議員、有識者を招いて
のパネルディスカッション
参 加 費 無料
事前申込 不要
主 催 福岡県弁護士会
共 催 日本弁護士連合会・九州弁護士会連合会
問い合わせ先 福岡県弁護士会(TEL:092-741-6416)
※終了しました。
2011年3月 3日
講演会 「1人1票実現訴訟の違憲を考える」【終了しました】
福岡県弁護士会主催にて,「1人1票実現訴訟の違憲判決を考える」と題するシンポジウムを開催いたします。
国政選挙において,選挙区間の人口格差によって生じる「1票の価値の格差」。その1票の価値の平等をめざす訴訟が取り組まれ、全国の高等裁判所で、「違憲」,「違憲状態」とする判断が相次いでいます。
弁護団で中心的役割を担われている伊藤真弁護士をお迎えし,ご講演いただきます。
ぜひご参加いただきますようご案内いたします。
日時:平成23年3月31日(木)午後6時~(午後5時半開場)
場所:あいれふホ-ル10階 福岡市中央区舞鶴2丁目5番1号
主催:福岡県弁護士会 お問い合わせ先:092-741-6416
2010年9月 2日
2010年9月 1日
精神保健当番弁護士制度発足17周年記念シンポジウム「精神科医療を動かすもの・・『社会的入院』の解消に何が必要か」【終了しました】
さて、福岡県弁護士会では、下記要領にて公開シンポジウム「精神科医療を動かすもの・・『社会的入院』の解消に何が必要か~精神保健当番弁護士制度発足17周年記念シンポジウム~』を開催致します。
福岡県弁護士会が精神科病院入院患者からの精神保健福祉法に関する退院・処遇改善などの相談に応じ、代理人となって活動する精神保健当番弁護士制度が発足して今年で17年を迎えます。同制度は2007年からは、日弁連の事業として全国的に実施する体制が作られ、3年を経過することになりました。
日本の精神科医療における『社会的入院』の問題が指摘されてから久しく、厚生労働省は2004年にその10年後の解消を目指す改革ビジョンを策定しました。しかし、その後、2006年10月には障害者自立支援法が本格的に施行されるなど、この問題をめぐる環境自体が様々な問題を抱えながら大きく変わってゆく状況の中で、『社会的入院』の解消が進展したとは見受けられません。
『社会的入院』問題については、様々な理解の仕方がありますが、社会における受け皿不足のために退院できない入院者が継続的に多数存在する事実は否定できません。このような状況の解消のためには、当会における精神保健当番弁護士制度、オンブズマン制度及び自立促進支援事業を中心に現状と課題を整理し、さらに行政政策についても、関連する政策の変遷や、それらの政策の成果について検証する必要があります。
本シンポジウムでは、『社会的入院』の真の解消のために何が必要かについて、精神保健ユーザー、精神科医療と福祉の現場にたずさわっておられる方々、行政担当者及び法学者、弁護士との間で議論をし、その実現のための具体的方策まで視野に入れて、ご一緒に考えたいと思います。
多くの皆様のご参加をお願いいたします。
記
【日時】 2010(平成22)年10月16日(土)
午後1時~午後5時
【場所】 天神ビル11階(福岡市中央区天神2-12-1)
【内容】 (1) 基調講演
① 内山真由美さん(九州大学大学院法学研究院助教)
法学者の立場から
② 山本深雪さん(NPO大阪精神医療人権センター事務局長)
精神保健ユーザー及び人権センター活動の立場から
③ 新垣元さん (医療法人卯の会新垣病院院長)(沖縄市)
日本精神科病院協会政策委員
精神科病院院長の立場から
④ 川島邦裕さん(厚生労働省 精神・障害保健課課長補佐)
行政の立場から
⑤ 下野正健さん(福岡県精神保健福祉センター所長)
精神保健福祉センターの立場から
(2) パネルディスカッション
『社会的入院』の解消のために、その受け皿のあり方
(社会復帰施設の増設の是非を含む)とその整備のため
の具体的方策、削減すべき精神科病床の内容と削減の
ための具体的方策を中心に、関連する諸問題について
意見交換したいと思います。
コーディネーター 八 尋 光 秀(福岡県弁護士会弁護士)
パ ネ リ ス ト 上記基調講演者
【お問い合わせ先】 福岡県弁護士会 092-741-6416
※終了しました。
第53回日弁連人権擁護大会プレシンポジウム「デジタル社会の便利さとプライバシー」【終了しました】
さて、福岡県弁護士会では、下記要領にて第53回日弁連人権擁護大会プレシンポジウム『デジタル社会の便利さとプライバシー』を開催致します。
現代社会では情報通信技術の進展に伴って、インターネットや電子マネー、ICカード(スイカ、ニモカ等)等が広く普及し、私達の日常生活における利便性は飛躍的に向上しています。
しかし、その一方で以前とは異なるかたちで私達の個人情報が侵害されるおそれが生じつつあります。例えば、私達のインターネットのアクセス履歴(ライフログ)が業者に収集・蓄積され、マーケティングに利用されていることはご存じでしょうか。
また、現在わが国では効率的な電子政府の実現化の一環として、社会保障カード(健康保険証、年金手帳、介護保険被保険者証を一体化したICカード)の導入が本格的に検討されており、福岡県内においても実証実験が行われていますが、このカードの導入にあたってもプライバシー侵害のおそれがあるという指摘がなされています。
今回のシンポジウムでは以上のようなライフログの問題、社会保障カード導入の問題を中心として、今日のデジタル社会において、便利さの追及とプライバシー権の保護にどのように折り合いをつけていくべきかについて考えたいと思います。
是非ご参加下さい。
記
■日 時 : 2010年9月18日(土) 14時~16時30分
■プログラム: □第1部(14時~15時)基調講演
「ライフログ(アクセス履歴について)(仮題)」
髙木浩光氏(産業技術総合研究所)
□第2部(15時10分~16時30分)パネルディスカッション
パネリスト 石田浩二氏(九州大学システムLSI研究センター准教授)
本田孝也氏(医師、長崎県保険医協会副会長)
高木浩光氏(産業技術総合研究所)
コーディネーター 武藤糾明(福岡県弁護士会、日弁連情報問題対策委員会副委員長)
■場 所 : 福岡県弁護士会館3階ホール(福岡地方裁判所敷地内)
(福岡市中央区城内1-1)
■参 加 費: 無料
■主 催 : 福岡県弁護士会
■共 催 : 日本弁護士連合会
問い合わせ先;武藤糾明(姪浜法律事務所;092-894-1781)まで
全件付添人制度10周年記念シンポジウム「非行少年」とともに歩む【終了しました】
さて、福岡県弁護士会では、下記要領にて『全件付添人制度10周年記念シンポジウム「非行少年」とともに歩む』を開催致します。
是非ご参加下さい。
記
日時: 2010年9月25日(土)
午後1時30分〜午後4時50分(開場:午後1時~)
場所: 福岡国際会議場 5階中会議室(福岡市博多区石城町2-1)
内容: 〈第一部〉
・少年審判手続き及び付添人活動の概要
・全件付添人制度10年の歴史
・全面的国選付添人制度実現に向けての日弁連の取組
〈第二部〉
・弁護士付添人の必要性について江川紹子氏(ジャーナリスト)と
毛利甚八氏(漫画「家栽の人」の原作者)と弁護士による意見交換
主催:福岡県弁護士会
共催:日本弁護士連合会・九州弁護士会連合会
予約: 不要
入場: 無料
2010年8月12日
第53回日弁連人権擁護大会プレシンポジウム 子どもの貧困を考える~子どもたちが希望を持てる社会に~ ※終了しました。
さて、福岡県弁護士会では、下記要領にて「第53回日弁連人権擁護大会プレシンポジウム 子どもの貧困を考える~子どもたちが希望を持てる社会に~」を開催致します。
子どもの貧困は、子どもの生存権、教育を受ける権利、成長発達権を侵害し、将来の選択の幅も狭めてしまいます。問題解決のための第一歩として、実態について理解を深めるため本シンポジウムを開催します。
是非ご参加下さい。
記
日時: 2010年9月12日(日)
午後2時〜午後4時30分
場所: あいれふ10階 講堂
(福岡市中央区舞鶴2-5-1)
内容: ●基調講演 清田勝彦氏(保健医療経営大学教授)
齊藤眞人氏(立花高等学校校長)
高津圭一氏(全国学校事務職員制度研究会常任理事)
●リレートーク・会場発言
大谷幸代氏(自立援助ホーム「かんらん舎」児童指導員)
松尾津多子氏(ちどり保育園園長)
ほか
予約: 不要
入場: 無料
2010年7月 8日
シンポジウム「行政訴訟改革シンポジウム~国民に真に役立つ行政訴訟制度を~」【終了しました。】
さて、福岡県弁護士会では、下記要領にて「行政訴訟改革シンポジウム~国民に真に役立つ行政訴訟制度を~」を開催致します。
これまでの行政訴訟では、国民の権利は十分に保障されていませんでした。国民が行政の無駄遣いをチェックする制度(公金検査請求制度・国レベルの住民訴訟制度)の創設など行政訴訟の改革を提案します。国民にとって真に役立つ行政訴訟制度のあり方をシンポジウムにおいても考えてみましょう。
是非ご参加下さい。
記
日時: 2010年7月24日(土)
午後1時30分〜午後4時30分(開場:午後1時)
場所: 福岡県弁護士会館3階
(福岡市中央区城内1−1裁判所右奥)
※地図はこちら
内容: ●基調講演 山下義昭氏(福岡大学法科大学院教授)
●基調報告 児島研二氏
(全国市民オンブズマン連絡会議 代表幹事
・NPO法人市民オンブズマン福岡 代表幹事)
田中隆一氏
(福岡県弁護士会会員
・平成21年度日弁連行政訴訟センター委員)
●パネルディスカッション
予約: 不要
2010年6月 2日
シンポジウム 体罰について考える【終了しました】
当会では、来る6月26日(土)、以下のシンポジウムを開催いたします。
入場は無料です。 皆様お誘い合わせのうえ、是非ご参加ください。
記
名 称: 体罰について考える
日 時: 平成22年6月26日(土)午後1時〜
場 所: 博多市民センター1階ホール
(福岡市博多区山王1-13-10)
主 催: 福岡県弁護士会
後 援: 福岡県教育委員会
福岡市教育委員会
北九州市教育委員会
費 用: 無料
教育現場から体罰をなくす取組は、長年行われてきました。
ところが、残念ながら、今でも体罰に関する報道が目に付きます。
私たちは、学校が子どもたちにとって安心して学べる場であって欲しいと心から願っています。
体罰によらない教育のあり方を一緒に考えてみませんか。
※終了しました。