福岡県弁護士会からのお知らせ

シンポジウム・講演会など

2016年1月26日

当番弁護士発足25周年記念シンポジウム「陽は西から昇る~当番弁護が変えた刑事司法~」


「当番弁護」とは?
 弁護士が逮捕等された人に直ちに無料で面会に行く制度です。今後の手続の流れや保障されている権利等について説明します。


「陽は西から昇る」とはどういうこと?
 当番弁護士制度は、福岡県弁護士会・大分県弁護士会が始め、全国に広がった制度です。逮捕等された人が直ぐに弁護士に相談することができ冤罪防止に大きく役立っています。当番弁護士制度が先駆けとなり、現在では、大部分の勾留中の被疑者が、資力に関わらず弁護活動が受けられるようになりました(被疑者国選制度)。この制度により、不完全ながらも被疑者の人権保障は大きく前進しました。日本の西にある当会の活動が日本の刑事司法のあり方を大きく変えたのです。


今、なぜ当番弁護を振り返るのか?
 現在も、社会正義の実現のために弁護士が取り組むべき活動は、被疑者・被告人の弁護活動だけでなく数多く存在しています。そのような状況を、現在の弁護士は変えようとしているのか?変えることができているのか?今一度考える必要があります。
 社会の一部を大きく変えた当番弁護制度立上げ時の弁護士や関係者の情熱、考え方を振り返ることを通じて、今、弁護士がすべきことを明らかにすること、そして、再度、陽を西から昇らせること、それが本シンポジウムの目的です。


◆日 時:平成28年2月27日(土)13:00~16:00(受付12:30~)
◆会 場:都久志会館(福岡県福岡市中央区天神4-8-10)
◆その他:参加無料,事前申込不要
◆基調講演
  村岡啓一氏(一橋大学法学研究科特任教授・弁護士)
◆パネリスト
  中山隆夫氏(元福岡高裁長官、現中央大学法科大学院教授・弁護士)
  傍示文昭氏(株式会社西日本新聞社編集局次長)
  美奈川成章(福岡県弁護士会所属・弁護士)
  萬年 浩雄(福岡県弁護士会所属・弁護士)
  安武雄一郎(福岡県弁護士会刑事弁護等委員会委員長)


当番弁護士25周年記念シンポジウム「陽は西から昇る~当番弁護が変えた刑事司法~」

2016年1月14日

シンポジウム「ハンセン病『特別法廷』と司法の責任」

ハンセン病患者の方々は、90年にわたる隔離政策による人生被害を受け、2001年、行政・立法府の国家賠償責任を認める違憲判決が出されましたが、司法の場においても、患者の方々は、裁判所の公開法廷ではなく、療養所内で「隔離裁判」が行われていたという問題があり、これは「特別法廷」と呼ばれています。
全国ハンセン病入所者協議会は、「特別法廷」はハンセン病患者に対する差別的取扱いで裁判の公開原則に反するとして、最高裁に検証申し入れを行い、その調査結果が2016年3月までに公表される予定です。
1950年代に起きた熊本県で起きた殺人事件(菊池事件)では、ハンセン病患者である被告人は無罪を訴えながらも,証拠物に触れさせてもらえず、死刑判決を受けました。そして、再審請求棄却直後に死刑執行されました。2013年、福岡県弁護士会、九州弁護士会連合会は、「菊池事件」について、検察官による再審請求を求める声明を発表しています。
ハンセン病患者の「隔離裁判」における「司法の責任」と「菊池事件」について、皆様と一緒に考えていきたいと思います。
ぜひご参加ください。


                    記


 開催日時  平成28年2月13日(土)午後1時30分~(開場は午後1時)
 会  場  福岡県弁護士会館3階ホール(福岡市中央区城内1-1)
 内  容  
 ■基調講演1 
   講師:徳田靖之(弁護士,ハンセン病西日本訴訟弁護団共同代表「菊池事件」再審弁護団長)
 ■基調講演2
   講師:内田博文(九州大学名誉教授, ハンセン病検証会議副座長)
 ■ゲストコメント 
   江田五月(参議院議員,元裁判官,元法務大臣,元参議院議長)
 ■パネルディスカッション
   パネリスト:八尋光秀(弁護士,ハンセン病西日本訴訟弁護団共同代表)
         志村 康(ハンセン病国賠訴訟全国原告団協議会会長)
         内田博文


シンポジウム「ハンセン病『特別法廷』と司法の責任」

2015年12月24日

女性新ビジネス応援セミナー「わたしが起業?!夢をカタチにする秘訣、教えます!」


いま、女性の活躍は、地域経済の起爆剤として大いに期待されています。
福岡県弁護士会では、DBJ(日本政策投資銀行)と協力して、女性による新ビジネスを応援するセミナーを開催します。活躍中の女性起業家2名にお話を伺い、起業に役立つ法務知識を弁護士が解説します。交流会・相談会もあります。
起業やビジネスに関心のある女性の参加をお待ちしております。


日 時 2016年1月19日(火)
    17:00~19:40(開場16:30)


場 所 アクロス福岡 円形ホール(定員90名:先着順)
     福岡市中央区天神1-1-1


対 象 女性経営者、起業を考えている女性


プログラム 
 (1)基調講演(17:10~18:30)
   講師 日比野好恵氏(株式会社BBSTONEデザイン心理学研究所 代表取締役)
      鯛 かおる氏(株式会社アトラステクノサービス 代表取締役)


 (2)DBJ女性新ビジネスプランコンペティションのご案内(18:30~18:40)


 (3)弁護士によるお役立ち法律セミナー(18:40~19:10)


 (4)交流会・相談会(19:10~19:40)


主 催 日本政策投資銀行 福岡県弁護士会 日本弁護士連合会


共 催 九州弁護士会連合会


問い合わせ先 福岡県弁護士会(TEL:092-741-6416)


参加申込方法 下記申込書をダウンロートの上、FAXにてお申し込み下さい。(FAX:092-715-3207)

チラシのダウンロードはこちら(PDF)


女性新ビジネス応援セミナー「わたしが起業?!夢をカタチにする秘訣、教えます!」

2015年11月17日

市民の行動が筒抜けに?~高度化する捜査手法と共謀罪で社会が変わる前に~

「共謀罪」とは、2人以上の者が、犯罪を行うことを話し合って合意することを処罰対象とする犯罪のことです。
2人以上の者が話し合い納得しさえすれば犯罪が成立し、具体的な行動に出ることはもちろん、何らの準備行為すら必要ありません。
私達の生活に影響を及ぼす共謀罪について、ぜひ一緒に考えてみませんか?


日 時:2015年12月5日(土)14:00開会
参加費:無料
会 場:福岡市中央区城内1-1 福岡県弁護士会館3階


基調講演  14:00~
「監視時代の到来:GPS利用捜査が教えるもの」
成城大学 指宿 信 教授


基調報告  15:10~
「共謀罪法案の問題点」九州大学学生


パネルディスカッション  15:50~


お問い合わせ先:092-741-6416


市民の行動が筒抜けに?~高度化する捜査手法と共謀罪で社会が変わる前に~

2015年11月10日

安保法の廃止を目指す市民集会~何が危険!?安保法~

9月19日深夜、安保法が多くの国民の反対を押し切って「成立」しました。
憲法違反の安保法は無効です。
弁護士会は安保法の廃止を目ざします。
安保法が運用されるようになったときの危険性について、海外に派遣された自衛隊の取材経験もある半田滋氏の話を聞いて一緒に考えてみませんか?


 日 時 2015年12月7日(月) 18時開演(17時30分開場)


 会 場 都久志会館 大ホール
     (福岡市中央区天神4-8-10)


 講 師 半田滋氏
      1992年より防衛庁(現在の防衛省)担当記者として国防、
      軍事について取材。
      1993年には防衛庁防衛研究所特別課程修了。
      東京新聞論説兼編集委員

        主な著書
        「日本は戦争をするのか 集団的自衛権と自衛隊」
        「Q&Aまるわかり集団的自衛権」


 定 員 570名(先着順) ※参加無料・予約不要


 共 催 日本弁護士連合会


 問い合わせ先 福岡県弁護士会(TEL:092-741-6416)


安保法の廃止を目指す市民集会~何が危険!?安保法~

2015年8月28日

中小企業のための講演会・無料法律相談会

福岡県弁護士会では、平成27年9月9日(水)に県内4カ所で中小企業のための無料法律相談会を実施いたします。
取引先とのトラブル、取引先からの債権回収、雇用問題などお困りの点がございましたらご相談ください。
日頃の経営の中で疑問に思われている法律的な問題点を弁護士に確認してみたいといったことでも、お気軽にご来場ください。中小企業の法的問題に詳しい弁護士がお答えいたします。
また、福岡・北九州・筑後地区では、当日講演会も予定しております。


◆福岡地区
<講演会>
「毎日が戦い!?私のビジネス奮闘記!!」
日時:平成27年9月9日(水)13:30~15:00
場所:天神ビル11階・11号会議室(福岡市中央区天神2-12-1)
講師:園田正世氏(北極しろくま堂有限会社 代表取締役)
定員:120名程度
参加費:無料
参加申込:不要


<無料法律相談会>
日時:平成27年9月9日(水)15:00~17:00
場所:天神ビル11階・3号会議室(福岡市中央区天神2-12-1)
相談時間:30分程度


※共催:公益財団法人福岡県中小企業振興センター
※お問い合わせ先:092-741-6416

案内チラシのダウンロードはこちら(PDF)


◆北九州地区
<講演会>
「今日からできるマイナンバー対策~中小企業におけるマイナンバー対策~」 
日時:平成27年9月9日(水)14:00~15:00
場所:北九州弁護士会館(北九州市小倉北区金田1-4-2)
講師:春田康秀弁護士(福岡県弁護士会所属)


<無料法律相談会>
日時:平成27年9月9日(水)15:00~17:00
場所:北九州弁護士会館(北九州市小倉北区金田1-4-2)
相談時間:30分程度(先着16名・予約制)


※お申込・お問い合わせ先:093-561-0360


◆筑後地区 
<講演会>
「中小企業におけるマイナンバー対策」
日時:平成27年9月9日(水)14:10~15:30
場所:久留米商工会議所5階ホール(久留米市城南町15-5)
講師:中村愛弁護士(福岡県弁護士会所属)


※講演会の申込受付は終了いたしました。


<無料法律相談会>
日時:平成27年9月9日(水)15:30~17:30
場所:筑後弁護士会館(久留米市篠山町11-5)
相談時間:30分程度(先着8名・予約制)


※お申込・お問い合わせ先:0942-30-0144


◆筑豊地区
<無料法律相談会> 
日時:平成27年9月9日(水)13:00~15:00
場所:飯塚法律相談センター(飯塚市新立岩6-16 弁護士ビル3階)
相談時間:30分程度(先着8名・予約制)

※お申込・お問い合わせ先:0948-28-7555

2015年8月21日

国際仲裁セミナー 国際取引紛争の解決 と 仲裁の利用~国際仲裁を身近なものに~

経済のグローバル化に伴い、中小企業が海外企業と契約を結ぶことが増えています。相手方から示された契約に「紛争解決は○○国の仲裁で解決する」という条項が入っていることも少なくありません。企業担当者としては、国際仲裁がどういう手続きなのか、裁判による解決と仲裁による解決の違いは何かを知っておかないと、適切な対応はできません。そこで、この度、国際取引に係る紛争解決手段としての国際仲裁をテーマとしてセミナーを開催し、国際仲裁制度の内容・海外での活用実績・日本企業が活用する際の留意点等について情報提供させていただきます。東京以外で開催されることは少ない貴重なセミナーとなっておりますので、奮ってご参加ください。


日 時:2015年9月25日(金)午後1時30分~午後4時30分(受付開始 午後1時)
場 所:天神ビル11階(福岡市中央区天神2丁目12番1号)
対象者:弁護士 , 企業法務担当者 , 関係機関 , 司法修習生 , 法科大学院生等


プログラム(予定)


第一部  講演
「国際商事仲裁の基礎知識と活用戦略 ~新興国取引・投資を視野に入れて~」
★講師 早川 吉尚氏
(弁護士,日弁連国際業務推進センター国際商事・投資仲裁ADR部会委員,立教大学教授)


第二部  パネルディスカッション
★パネリスト 早川 吉尚氏
鶴田 直氏(環境テクノス株式会社 代表取締役社長)
重光 悦枝 氏(重光産業株式会社 代表取締役副社長)
ジェイコブソン・クリス氏(外国法事務弁護士)
★コーディネーター 紫牟田 洋志氏(弁護士,福岡県弁護士会国際委員会委員)


参加費用:無料 ※事前申し込み
定員:100名


申込用紙のダウンロードはこちら(PDF)

2015年8月19日

憲法違反の安保法案の廃案を求める市民集会


 7月16日に衆議院で採決を強行された安全保障法制法案は、現在、参議院で審理されています。
 この法案は、憲法に違反し、立憲主義を踏みにじるものです。
 そのため、国会の憲法審査会でそろって違憲と述べた3人の憲法学者をはじめとする全国の憲法学者の大多数、歴代の内閣法制局長官、そして、福岡県弁護士会をはじめとする全国の弁護士会などが違憲だとして反対しています。
 そして、多くの市民が政府の説明は不十分であると考え、今国会での安保法案の成立に反対しています。
 それにもかかわらず、政府・与党は9月27日までに強引に成立させようとしています。
 そこで、当会は、違憲の安保法制法案を何としても廃案とするため、以下のとおり、9月6日(日)に県内2か所において、「憲法違反の安保法案の廃案を求める市民集会」を開催いたします。


 【福岡集会】  
   日時 平成27年9月6日(日)11時30分~
   場所 冷泉公園(福岡市博多区上川端町7)
   ※集会後、パレード(正午~)


 【北九州集会】
   日時 平成27年9月6日(日)14時~ 
   場所 勝山公園(北九州市小倉北区城内3) 
   ※集会後、パレード(15時30分~)


 市民集会とパレードで、ご一緒に安保法案の廃案を求める声をあげていきましょう。ぜひご参加下さい。


【問い合わせ先】福岡県弁護士会事務局(TEL:092-741-6416)


憲法違反の安保法案の廃案を求める市民集会


憲法違反の安保法案の廃案を求める市民集会

2015年7月28日

シンポジウム「なくせ『女性の貧困』~男女がともに豊かな社会を創造するために~」

このたび、当弁護士会の主催により、標記シンポジウムを開催することとなりました(入場は無料です)。
当会では、2009年度に生存権の擁護と支援のための緊急対策本部(委員会)を創設して以来、生存権の擁護と支援のために種々の貧困問題に取り組んできました。本年は、標記シンポジウムの中で、竹信三恵子和光大学教授に「家事ハラスメント」についてご講演をいただくとともに、現場の声から浮かび上がってくる女性の貧困問題・労働問題を通して、男女を問わず労働環境の改善が必要であることを訴えたいと考えております。
ぜひご参加ください。


                    記


 開催日時  平成27年8月29日(土)午後1時30分~午後4時30分
 会  場  天神ビル11階11号会議室(福岡市中央区天神2-12-1)
 内  容  (1)基調講演  講師:竹信三恵子 和光大学教授
       (2)パネルディスカッション
        パネリスト:竹信三恵子
              鈴木泰輔 弁護士・広島県弁護士会
              樋口充喜 福岡県労働組合総連合事務局長
              大戸はるみ しんぐるまざあず・ふぉーらむ・
                              福岡理事長
     コーディネーター:深堀寿美 弁護士・福岡県弁護士会


シンポジウム「なくせ『女性の貧困』~男女がともに豊かな社会を創造するために~」

2015年7月15日

先生のための「夏休み法教育セミナー2015」

福岡県弁護士会では、下記日程で学校の先生方を対象としたセミナーを開催いたします。
このセミナーは、具体的な授業の実践例を通して、先生方と、法教育の魅力や可能性について考える企画です。私ども、福岡県弁護士会・法教育委員会が取り組んできた<出前授業>や<ジュニアロースクール>の活動を踏まえ、法教育のさらなる普及・発展のために、福岡法教育研究会(法教育に興味をお持ちの有志の教員と弁護士の集まり)の活動結果を披露し、学校のカリキュラムに無理なく導入するためのヒントや授業例を考えるため、初めて企画しました。
基調講演では、大倉泰裕氏・祇園全禄氏をお迎えして、学校現場から見た法教育の魅力と可能性についてお話いただきます。
「法律って難しそうだけど大丈夫?」「アクティブ・ラーニングに興味がある」「教科書にはない、実社会との関連性を意識した授業をやってみたい」などの疑問・御希望にお応えし、授業作りのヒントをお届けします!


 日時:2015年8月10日(月)10時~16時
 場所:アクロス福岡6階会議室(9時半受付開始)

<タイムスケジュール>
 基調講演 10:00~12:00 
  大倉泰裕氏(千葉県立松戸向陽高等学校教諭・元文部科学省教科調査官)
   「学習指導要領と法教育」
  祇園全禄氏(福岡教育大学監事)
   「法教育の視野を拡げないようの充実を図る教育風土の醸成」

 分科会  13:00~14:30
  憲法(公民や現代社会などの授業で)
  契約(家庭科や情報、社会、ネットモラル授業で)
  言語活動(国語や総合的な学習、特別活動、小論文の授業で)

 全体会  14:45~16:00
  福岡県弁護士会の法教育についての取り組みをご紹介しながら、より広く多くの先生方に取り組んでいただけるためにはどうしたらよいか、会場の皆さまと一緒に考えます。

★参加ご希望の方は、下記より申込用紙をダウンロードし、FAXにてお申し込みください。


申込用紙のダウンロードはこちら(PDF)


先生のための「夏休み法教育セミナー2015」

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