福岡県弁護士会からのお知らせ
シンポジウム・講演会など
2019年12月25日
ハンセン病家族問題を考える映画上映会・講演会
2019年10月25日、九州弁護士会連合会定期総会において「ハンセン病病歴者の家族の被害回復を求める決議」が採決され、同決議では、これまでの間、ハンセン病病歴者の家族の被害に関する調査・検討や具体的提言などの取組を行ってこなかったことを反省し、今後、ハンセン病病歴者の家族の人権救済・被害回復に向けた取組を行って行くことを宣言しました。
そこで、九州弁護士会連合会では、この度、会員及び市民と共に家族被害の実態を知るため、(1)ハンセン病病歴者の子どもたち(未感染児童)が、戦後、市中の小学校に通学することが拒否された「竜田寮事件」を題材とする映画「あつい壁」を観賞し、(2)ハンセン病家族訴訟の原告団団長林力様をお招きして、家族としてのご経験などを語って頂く講演会を開催いたします。
差別偏見の根深さは何故なのか、それを乗り越えるために何が求められているのか、ご一緒に考えませんか。多数のご来場をお待ちしております。
記
■日時:2020年(令和2年)1月18日(土)(開場12時30分)
13時00分(開会)~17時00分(閉会)
■場所:福岡県弁護士会館 2階大ホール
※ご来場の際は、公共交通機関をご利用ください
■主催:九州弁護士会連合会
■共催:福岡県弁護士会
■申込:不要
■参加費:無料
■内容:
(1)映画「あつい壁」上映(約90分)
(2)ハンセン病弁護団より経過説明(約15分)
(3)講演会(講師:林力(ハンセン病家族訴訟原告団長))(約90分)
2019年12月 9日
第20回 市民のための憲法講座「檻の中のライオン」
日 時:2020年1月26日(日)午後2時~午後4時30分(午後1時30分開場)
場 所:筑後弁護士会館4階大ホール(久留米市篠山町11-5)
※駐車場の台数に限りがあるため、可能な限り、公共交通機関でお越し下さい。
※会館の3階には、4階と中継した《親子視聴室》を設置します。小さいお子様も連れて是非お越し下さい。
※入場無料・事前申込不要
講 師:楾 大樹(はんどう たいき)氏(日本弁護士連合会憲法問題対策本部委員)
福岡県弁護士会では、「憲法改正」をめぐる議論をさらに活性化するために、時期に応じて様々なシンポジウムや講演会を開催しています。今回は、広島弁護士会所属・日本弁護士連合会憲法問題対策本部委員の楾大樹弁護士をお招きし、第20回市民のための憲法講座「檻の中のライオン」を開催します。
楾大樹弁護士は、パペットを使って「ライオン=国家権力」「檻=憲法」に例えて、憲法をわかりやすく説明されることで評判で、2018年頃から爆発的に人気が出た方で、現在は、テレビや新聞にも多く出演されています。
国民主権の憲法ですから、国民が憲法を理解し、使いこなしていかなければなりません。しかし実際に、私たち国民は、憲法を十分に理解していると言えるでしょうか。
政治的な立場を超えて、みんなが知っておかなければならない最低限の知識を学び、憲法のことや政治のことを一緒に考えてみませんか。
入場は無料、事前申込は不要です。
どうぞお気軽にご参加ください。
(なお、本憲法講座は、日本弁護士連合会による「憲法改正問題に取り組む全国アクションプログラム~憲法の意義と歴史を踏まえて、憲法改正問題に全国的な取り組みを!~」の1つとして開催します。)
主 催:福岡県弁護士会筑後部会
共 催:日本弁護士連合会,九州弁護士会連合会
問合せ:福岡県弁護士会(TEL:0942-32-2638)
2019年11月15日
死刑制度を考える「映画&トークセッション」開催のご案内
福岡県弁護士会では,今年度最終回となる4回目の,死刑制度について市民の皆様方と共に考える「映画&トークセッション」を企画しました。
今回は,アメリカの終身刑受刑者に関するドキュメンタリー映画「ライファーズ 終身刑を超えて」を上映し,浜井浩一龍谷大学教授のお話を聞いて,刑罰の本質・意味・目的について改めて考えます。
死刑存廃問題に関する国内外の情報を幅広く得られる機会です。
多数の参加をお待ちしています。
記
日時
2019年12月7日(土)13:30~17:00(13:00 開場)※入場無料・予約不要(学校単位の申込は事前にご予約ください)
場所
福岡県弁護士会館 2階大ホール(福岡市中央区六本松4-2-5)※駐車場はございませんので,公共交通機関をご利用ください
内容
・映画「ライファーズ 終身刑を超えて」 13:40~15:15・浜井浩一龍谷大学法学部教授 講演 15:25~16:15
・トークセッション 16:15~16:55
主催:福岡県弁護士会
共催:日本弁護士連合会
2019年11月 8日
市民とともに考える憲法講座 第五弾「守ってくれるのは軍隊?それとも憲法?~沖縄基地問題から平和憲法を考える~」
日時:2019年12月21日(土) 14:00~(13:30開場)
場所:福岡県弁護士会館大ホール(福岡市中央区六本松4-2-5)
※駐車場がございませんので,公共交通機関をご利用ください
※入場無料・事前申込不要
講師:
・松元 剛 氏(琉球新報・編集局長)
・猿田 佐世 氏(ND代表・上級研究員,弁護士(日本・ニューヨーク州))
当会憲法委員会では,「憲法改正」をめぐる議論をさらに活性化するために,「市民とともに考える憲法講座」と題してシリーズ企画を開催しています。このたび、本年4月6日の第四弾「「憲法改正する?しない?」 みんなで考えよう」に引き続く第五弾を企画いたしました。
自然豊かで観光客も多い沖縄県。一方で国土面積の約0.6%しかないにもかかわらず,全国の米軍専用施設面積の約70.6%が集中している県でもあります(平成29年1月1日現在)。このような米軍基地が沖縄の社会に大きな影響を与え続けてきました。また,沖縄は1972年に日本復帰を果たすまでアメリカ統治下にあり,日本国憲法は適用されていませんでした。福岡に住む私たちもこのような沖縄の歴史,現状を見つめ直し,民主主義や地方自治,国民一人一人の基本的人権といった憲法の価値について,あらためて考えてみる必要があるのではないでしょうか。
そこで,地元紙の新聞記者の視点から沖縄の現状について,また,沖縄の米軍基地についてアメリカの議員らと意見交換を重ねてきたNGOの視点からアメリカから見た基地問題についてご講演いただきます。
ご多用中とは存じますが,ご家族,ご友人をお誘いあわせのうえ,足をお運びくださいますようお願い申し上げます。
多くの市民のご参加を心よりお待ちしております。
(なお,本憲法講座は,日本弁護士連合会による「憲法改正問題に取り組む全国アクションプログラム~憲法の意義と歴史を踏まえて,憲法改正問題に全国的な取り組みを!~」の1つとして開催します。)
主 催:福岡県弁護士会
共 催:日本弁護士連合会,九州弁護士会連合会
問合せ:福岡県弁護士会(TEL:092-741-6416)
2019年10月24日
福岡県弁護士会市民フォーラム「安心の設計」~弁護士と考える人生のエンディング
人生100年時代を迎え、老後の不安をなくし、安心して暮らせるようにするにはどうしたらいいのか。
人生のエンディングに向けて、みなさんとともに考えるフォーラムを開催します。
第1部では、「段取り命!」の熱血営業マンだった父がガンの告知を受け、人生の集大成として作成した「エンディングノート」
を実践していく姿を娘・砂田麻美が記録した映画「エンディングノート」を上映します。
第2部のパネルディスカッションでは、「高齢者社会の不安を、安心に」するための取り組みや法的知識を、記者の報告をもとに考えます。
当日は弁護士による無料法律相談会も行います(予約不要・先着45名)。
また、カフェコーナーもご用意します。
ご自分の、またご家族のよりよい「エンディング」を考えてみませんか。
ぜひお気軽にお立ち寄りください。
記
【日時】
2019年11月23日(土・祝)13:00~16:30(予定)
入場無料・事前申込要(法律相談会は予約不要・先着順)
【場所】
福岡県弁護士会館 2階大ホール(福岡市中央区六本松4-2-5)
※駐車場はございませんので,公共交通機関をご利用ください
【申込】
電話、ハガキ、FAX、インターネット応募フォームにて、
①氏名②郵便番号③住所④年齢⑤職業⑥電話番号⑦参加人数⑧同行者氏名を明記の上、お申し込み下さい。
※締め切りは11月5日(火)、ハガキは必着。申込多数の場合は抽選になります。
当選の発表は参加証の発送をもって代えさせていただきます。
※応募者の個人情報は本フォーラムの連絡のみに使用いたします。
【宛先】
ハガキ 〒810-0042 福岡市中央区赤坂1-16-5 読売新聞西部本社6階 株式会社 読売西部アイエス内
電話 092-722-4027 ※月~金の10:00~17:00 土日祝は休み
F A X 092-720-6566
WEB https://www.event-form.jp/event/6158/DsA5/
主催:福岡県弁護士会(本件についてのお問い合わせは下記フォーラム事務局までお願いします)
共催:読売新聞西部本社
後援:福岡放送
【お問い合わせ】株式会社 読売西部アイエス内「福岡県弁護士会市民フォーラム」事務局
電話 092-722-4027 ※月~金の10:00~17:00 土日祝は休み
2019年10月 2日
当会会員が福岡県労働教育講座において講師を担当します
「それ,ハラスメントですよ!~自分を守るために知っておこう~」
記
【日時】2019年(令和元年)10月21日(月)19:00~20:30(18:30開場)
【講師】小倉 知子 氏
【会場】北九州AIMビル 8階 KIPROホール(北九州市小倉北区浅野3-8-1)
【対象】働かれている方々,これから働こうとされている方々,労働問題等に関心がある方など
【費用】無料(要申込・先着順)
当会会員が福岡県労働教育講座において講師を担当します
「知って得する 未払い賃金・残業代請求」
記
【日時】2019年(令和元年)10月30日(水)19:00~20:30(18:30開場)
【講師】前田 恭輔 氏
【会場】福岡商工会議所 2階 研修室(福岡市博多区博多駅前2-9-28)
【対象】働かれている方々,これから働こうとされている方々,労働問題等に関心がある方など
【費用】無料(要申込・先着順)
2019年9月 9日
「災害からの復興支援とLGBT」研修のご案内
LGBT(女性の同性愛者であるレズビアン、男性の同性愛者であるゲイ、両性愛者であるバイセクシュアル、性別違和のある方であるトランスジェンダーの頭文字。性的マイノリティの総称です。)は100人いれば数人は必ずいるといわれるほどありふれた個性であり、どの地域にも必ず生活しておられます。
しかし、災害時には、プライヴァシーを確保し難い生活のなかで個人の脆弱性が表面化・可視化・客体化されやすいこと、個人の困りごとや被害が、非常時だから仕方がないという扱いを受けやすくなること、相談支援機関の欠如・弱体化などから、LGBTが日頃からかかえている様々な困りごとが、なおさら深刻になり、あるいは支援を受けがたい状況になることが懸念されます。
そこで、弘前大学 男女共同参画推進室専任担当教員であり、2016年に支援者や自治体向けに災害時の対応策をまとめた「にじいろ防災ガイド」を作製するなど、災害時におけるLGBTの方々への支援活動を日本国内において始めた先駆者である山下梓氏と、LGBT支援活動を続けていく中で、2016年に発生した熊本地震を実際に経験した川口弘蔵氏をお招きして、災害復興におけるLGBT特有の困りごとや、どのような配慮が可能かということについてご講演いただきます。
地域の方々と一緒にLGBTの人権について知り、誰にとっても過ごしやすく安全な避難や災害復興について考える機会としたいと思います。
LGBTに関する基礎的なことからお話しいただく予定です。どなたでもふるってご参加ください。
記
日 時 2019年9月17日(火)午後3時~午後5時(予定)
場 所 福岡県弁護士会 2階大ホール(先着200名)
(福岡市中央区六本松4丁目2番5号 TEL:092-741-6416)
講 師 山下梓さん(弘前大学助教)
川口弘蔵さん(「レインボーパレードくまもと2016」共同代表)
費 用 無料 ※事前のお申し込みは不要です。
※ご来場の際は、公共交通機関をご利用ください
2019年8月22日
死刑制度を考える「映画&トークセッション」開催のご案内
福岡県弁護士会では,本年4月・7月の企画に引き続き,死刑制度について市民の皆様方と共に考える「映画&トークセッション」を企画しました。
今回は,審議型意識調査のドキュメンタリー映画「望むのは死刑ですか? 考え悩む"世論"」を上映し,死刑存置・廃止の双方の立場でトークセッションを行います。
一律に回答を出せない問題について,どのような思考過程をたどるか,思考の前提の情報をいかに得るのかを体験する機会です。
多数の参加をお待ちしています。
日時:2019年9月21日(土)13:00~(12:30 開場)
※入場無料・予約不要(学校単位の申込は事前にご予約ください)
場所:福岡県弁護士会館 2階大ホール(福岡市中央区六本松4-2-5)
※駐車場はございませんので,公共交通機関をご利用ください
内容:映画「望むのは死刑ですか? 考え悩む"世論"」上映 13:10~14:10
長塚洋監督ライブトーク 14:10~14:40
テーマ別トークセッション 14:50~16:30
◆開始時点とセッション後に来場者の意識調査を行う予定です。
主催:福岡県弁護士会
共催:九州弁護士会連合会