福岡県弁護士会からのお知らせ

2022年9月 5日

人質司法からの脱却~STOP!恣意的な身体拘束〜

シンポジウム・講演会など

『人質司法』とは、否認や黙秘をしていると身体拘束されやすく、またその身体拘束が長期化しやすいという日本の刑事司法の問題点を指す言葉です。
今の日本では、人の身体を恣意的かつ不必要に長期間拘束し、取調べ室という密室で自分の意思とは反する自白を強要されることがあり、冤罪の温床となっています。
本シンポジウムでは、テレビ等のメディアで活躍され、『人質司法』の問題にも造詣が深いジャーナリストの青木理氏をはじめ、身体拘束に関する問題について深く研究されている斎藤司教授やプレサンス事件冤罪被害者の山岸忍氏とプレサンス事件の弁護人を担当した秋田真志弁護士を迎え、報告やパネルディスカッションを通じて、皆さんと日本の『人質司法』の問題点を共有し、これから日本を人質司法から脱却させる方法を考えていきたいと思います。


■日時:2022年10月8日(土)午後1時30分~午後4時30分
■場所:福岡県弁護士会館 2階大ホール ※ZOOMウェビナー併用
■主催:福岡県弁護士会
■共催(予定):日本弁護士連合会、九州弁護士会連合会
■参加費:無料
■事前予約:不要
■概要
・基調講演・・・斎藤司氏(龍谷大学法学部教授)
・特別報告
(1) プレサンス事件における身体拘束の実情
  山岸忍氏(プレサンス事件の冤罪被害者) 
  弁護士 秋田真志氏(プレサンス事件弁護人、大阪弁護士会会員)
(2) 現在の身体拘束の問題点
(3) 福岡県弁護士会の近年の取り組み


パネルディスカッション
 パネリスト
  青木理氏(ジャーナリスト、元共同通信記者)
  斎藤司氏(龍谷大学法学部教授)
  山岸忍氏(プレサンス事件冤罪被害者)
  秋田真志氏(プレサンス事件弁護人、大阪弁護士会会員)


■ZOOMウェビナー
▼下記URLよりウェビナーにご参加ください。
https://us02web.zoom.us/j/83696212836?pwd=YlV2WUtzVk9QMlRhR3VEZUJZZHBHQT09
パスコード:733580

 
■問合せ:福岡県弁護士会(TEL:092-741-6416


【注意事項】
・お車でお越しの方は、近隣の有料駐車場をご利用ください。弁護士会館、裁判所、法務合同庁舎の駐車場は利用できません。
・新型コロナウイルス感染防止のため、発熱、咳、くしゃみ、全身痛、下痢などの症状がある場合は、必ずご来場の前に医療機関にご相談いただき、指示に従って指定の医療機関にて受診してください。
・感染防止のため、マスクのご着用・ご準備を必ずお願いいたします。
・手洗い、うがいの励行をお願いいたします。
・会場入場口に消毒用アルコールの設置をいたします。十分な感染対策にご協力ください。


【オンライン(Zoom)で参加される方へ】
・当日、何らかの理由で通信が中断し復旧困難となった場合は、Zoomでの配信を中止する可能性があります(目安として10分以上配信不能となった場合)。
・視聴者のPC環境・通信状況等の不具合について、福岡県弁護士会では責任を負わず、Zoomの利用方法等についてのサポート対応等も行いかねますので予めご了承ください。
・当イベントの録画・録音は禁止いたします。


※ご不明な点等がございましたら、10月7日(金)16時までにお問い合わせください。
イベント当日(10/8)は、電話が繋がりませんのでご注意ください。


人質司法からの脱却~STOP!恣意的な身体拘束〜

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