福岡県弁護士会からのお知らせ
2021年2月22日
憲法市民講座 ~ベーシックインカムについて考える~のご案内
シンポジウム・講演会など
近年、我が国では貧富の差が広がり、低所得世帯が増加しています。このような従来の社会構造に加え、新型コロナウイルスの影響での失業率も増え、これまでぎりぎりの経済状況で生きていた人々が困窮しかねない事態に陥っています。このような事態に対応するためには、年金等の既存の社会保障制度では足りず、全ての人に一律に一定金額を給付し、最低限の生活を保障するべきではないかというベーシックインカムの考え方が有力に唱えられています。また、新型コロナ対策として一律10万円の特別定額給付金の給付も、ベーシックインカム導入の大きな議論の契機となったところです。このような情勢を踏まえ、ベーシックインカムについて、ご一緒に考えてみませんか。
日 時:令和3年3月11日(木)18時~20時
場 所:北九州弁護士会館5階大ホール(北九州市小倉北区金田1-4-2)
定 員:会場20名/オンライン100名
参加費:無料(※)
※ 申込フォーム(https://form.run/@f-kubo-1612343298)より、事前にご参加の申込みが必要です。
【講 師】山森 亮 氏
同志社大学経済学部教授。Basic Income Earth Network理事。Cambridge Journal of Economicsなどに寄稿。著書にBasic Income in Japan (共編、Palgrave Macmillan)、『ベーシックインカム入門』(光文社)など。イギリス労働者階級の女性解放運動についてのオーラルヒストリー研究で2014年Basic Income Studies Best Essay Prize。必要概念の経済思想史研究で2017年European Association for Evolutionary Political EconomyよりKapp Prize。