福岡県弁護士会からのお知らせ

2019年7月 3日

宗像市との「むなかたリーガルエイドプログラム」に関する協定締結のお知らせ

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当会はこの度、宗像市及び日本司法支援センター福岡地方事務所(法テラス福岡)との間で「リーガルエイドプログラム」に関する協定を締結することになり、2019年6月24日、宗像市役所で久芳昭文(くば あきふみ)宗像市副市長、法テラス福岡伊藤巧示副所長と当会の休場明副会長の3者が出席し、協定締結式が行われました。

「リーガルエイドプログラム(LAP)」とは、生活保護受給者及び自立支援対象者の生活再建支援のため、弁護士が無料で月1回、市役所で巡回法律相談を行う事業です。相談の結果、法的支援が必要な場合には、法テラスの民事法律扶助制度を活用して受任するなどして、問題解決を行います。

本事業は、担当ケースワーカーや相談支援員が、多重債務や離婚、DV、経済的虐待等の問題を抱えている対象者の希望を踏まえ、無料法律相談を申し込み、対象者の同意を得た上で弁護士の相談に同席し、課題や情報を共有して切れ目のない支援を継続できるという特徴があります。

当会は2014年(平成26年)、福岡市と「ふくおかリーガルエイドプログラム」に関する協定を締結して以降、久留米市、春日市など県下7自治体で同様のプログラムを実施しています。

宗像市では2018年7月より試行的に巡回相談を実施してきましたが、今回の協定締結により2019年7月より本格実施することになりました。これによりリーガルエイドプログラムの本格実施自治体は8自治体となります。

当会では、ますます、市民への皆さまへのリーガルサービスを広げてまいります。

むなかたLAP 左より当会休場副会長,宗像市久芳副市長,法テラス福岡伊藤副所長

左より当会休場副会長,宗像市久芳副市長,法テラス福岡伊藤副所長

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