福岡県弁護士会からのお知らせ

2018年10月 5日

高齢者・障害者総合支援センター「あいゆう」研修開催のご案内

その他

皆様におかれましては,益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
さて,福岡県弁護士会では,恒例の「あいゆう」研修を,下記研修プランのとおり,平成30年11月13日(火),福岡市中央区荒戸の「ふくふくプラザ」にて行います。
午前の研修は,高齢者・障害者虐待に関する裁判例を扱います。平成18年に高齢者虐待防止法,平成24年に障害者虐待防止法が施行され,すでに数年が経過し,虐待対応の適法性が争われた裁判例も増えてきました。そこで,本研修では,虐待関連の裁判例を集積し,弁護士の視点から分析します。そして,裁判例の分析の結果を踏まえて,行政を中心とする関係者は,虐待対応において,どのように考え,どのように行動すべきなのか,検討します。
午後の研修については,医療における成年後見人の役割を中心に扱います。一般的に成年後見人には医療同意権がないとされています。もっとも,平成29年に定められた政府の成年後見制度利用促進基本計画では,「成年被後見人が,円滑に医療を受けられるようにするための支援の在り方と,その中における成年後見人等の事務の範囲について具体的な検討を進め,必要な措置が講じられる必要がある」とされており,医療の場面においても一定の役割が期待されています。実際,成年後見人が,医療提供者から手術への同意を求められたり,人生の最終段階における医療の方針について決定を求められたりすることは少なくありません。また,入院時に身元保証を求められることもあります。そこで,医療の場面において成年後見人に求められる役割とはどのようなものか,基本的な知識を確認した上で,ケース報告をもとにディスカッションします。
下記の要領にて,ご参加の有無を,福岡県弁護士会 河村 職員宛て,FAXして頂きますようお願い申し上げます。


*下記より申込用紙をダウンロード・印刷のうえ,必要事項をご記入いただき,FAXにてお申込ください。(参加者がおられない場合,返信は不要です)。手話通訳・要約筆記等の情報保障のご要望の有無・内容もご教示下さい。
*講座ごとに出欠を集計しますので、お手数ですが,下記より「研修プラン」をダウンロード・印刷のうえ,「参加」欄に,出欠をご記入頂き、本書とともにご返信下さい。
*ご回答は,平成30年10月12日(金)までにお願いします。
なお,会場に空席がある場合は研修当日の参加受付も可能ですが,情報伝達に配慮を要する場合は,準備の都合上,(上記回答期限よりも)なるべくお早めに,本書による事前申込により情報保障のご要望を行って頂きますようお願い申し上げます。なお,手話通訳,要約筆記は準備していますが,それ以外の情報保障手段につきましては,場合により対応が困難な可能性もございますので、何卒ご了承下さい。
当日,お1人1,000円の資料代を頂戴いたします。ご理解とご協力の程お願い申し上げます。
*この研修につきご不明な点がございましたら,福岡県弁護士会事務局 河村 職員(電話092-741-6416)までご連絡下さい。


申込用紙のダウンロードはこちら(PDF)
研修プランのダウンロードはこちら(PDF)

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