福岡県弁護士会からのお知らせ

2018年7月27日

全面的国選付添人制度実現をめざすシンポジウム「なんで弁護士、ついとらんと?」

シンポジウム・講演会など

 当会では,下記のとおり,全面的国選付添人制度の実現をめざすシンポジウムを開催いたします。
 弁護士付添人は,"少年にとって信頼できる大人"を目指し,少年審判に関与するだけでなく,様々な機関と連携しながら,少年を取り巻く環境の調整を行い,少年の立ち直りを支援する活動を行っています。一方で,少年法では,国選付添人を選任するケースを,長期3年を超える懲役又は禁錮に当たる罪で身体拘束を受けたことに限定しており,付添人活動,ひいては少年の更生に様々な支障を来しています。そこで,現行の限定的な国選付添人制度の問題点や課題について考えるシンポジウムを企画しました。
 シンポジウムでは,少年法の理論・実践を研究しておられる大学教授の講演や,子どもの支援にかかわる関係者によるパネルディスカッションなどを通して,少年事件における非行事実と要保護性の関係や,非行事実の軽重のみをもって国選付添人選任の対象基準とすることの不合理さ・不公平さについて考えていきます。ぜひ,みなさまお誘い合わせの上,お越し下さい。


1 開催要領

 日時 平成30年8月18日(土)13時~16時(開場12時30分)
 場所 天神ビル10号会議室(福岡市中央区天神2丁目12番1号 11階)
 主催 福岡県弁護士会
 共催 日本弁護士連合会,九州弁護士会連合会

2 プログラム

・基調講演

  「国選付添人制度の課題」

  武内謙治氏(九州大学大学院法学研究院教授)


・パネルディスカッション

(パネリスト)

    武内謙治氏

    工藤良氏(田川ふれ愛義塾)

    小野本道治氏(SFD21JAPAN)

    野口純氏(野口石油、保護司)

(コーディネーター)

    知名健太郎定信弁護士(福岡県弁護士会)


全面的国選付添人制度実現をめざすシンポジウム「なんで弁護士、ついとらんと?」

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