福岡県弁護士会からのお知らせ
2016年8月25日
緊急学習会「災害後の自殺を防止するために」
シンポジウム・講演会など
本年4月に発生した熊本地震を受け、熊本県弁護士会では、被災者支援に懸命に取り組んでおります。そして、福岡県弁護士会は、厚生労働省の助成を受け、自死問題対策に関する様々な活動を行ってきました。
両弁護士会は、現在熊本において懸案となっている被災者や支援者の精神的ケアに関して、何か協力してできることはないかと検討しておりました。そのような中、本年8月1日に熊本の男性自殺者がはじめて震災関連死と認定されたという報道に接しました。
調べてみると、東日本大震災でも、昨年まで毎年20~30人台の「震災関連自殺」が発生していると報告されており、被災者支援の現場における自殺予防の視点の重要性を改めて認識させられた次第です。
そこで、両弁護士会の共催で、以下のとおり、来る9月17日(土)の13時~14時30分に、東日本大震災後の自殺対策に取り組んできた専門家を講師に迎えて、緊急学習会を行うことにいたしました。
災害後の自殺予防に役立つ実践を学ぶことができる貴重な機会ですので、遠方のところ大変恐縮ではございますが、多くのみなさまに参加していただきますよう、よろしくお願いいたします。
記
日 時:2016年(平成28年)9月17日(土)13時~14時30分
場 所:アークホテル熊本城前 椿・朝顔の間(熊本市中央区城東町5-16)
講 師:前田正治氏(福島県立医科大学・災害こころの医学講座 主任教授)