福岡県弁護士会からのお知らせ
2016年2月15日
シンポジウム「若年層の自殺、どうすれば防げる?」
シンポジウム・講演会など
年間3万人前後にものぼる自死への対策強化が叫ばれるなか、福岡県弁護士会では、2016年3月19日(土)午後、シンポジウム「若年層の自殺、どうすれば防げる?」を企画致しました。
基調講演を行う石井綾華氏(精神保健福祉士)は、若くしてNPO法人Light Ring.を立ち上げ、「自分の大切な人を受け入れ、そばで支える」活動を通じて、こころの病の社会的問題の解決に活かしていく事業を展開しておられ、若年層の自死問題についての有識者として、新宿区自殺総合対策会議若者支援専門部会や港区自殺対策関係機関連絡会の委員も務め、全国各地の自治体や大学等で講演を行っている方です。
その後のパネルディスカッションでは、石井氏に加え、2人の有識者の参加を得て、若者の自殺防止について議論します。
パネリストである高野明氏(東京大学准教授)は、日本学生相談学会が発行している学生自殺防止ガイドライン作成の委員長を務められるなど、大学生の自死問題対策の第一人者として、相談の現場での研究を積み重ねておられます。
もう一人のパネリストの高口恵美氏(社会福祉士・精神保健福祉士)は、大牟田・八女地区を主として担当する福岡県のスクールソーシャルワーカーとして、日々の実践の中で小中学校の生徒の自死防止に取り組んでいます。
以上のとおり、各分野の第一線で活躍している専門家の話を聞くことができる貴重な機会ですので、ぜひお越しください。
記
日 時 : 2016年3月19日(土)14時~ ※13時30分開場
場 所 : TKPガーデンシティ天神M-4会議室
(福岡市中央区天神2-14-8 福岡天神センタービル8階)