福岡県弁護士会からのお知らせ
2014年1月22日
投資用マンション被害110番
法律相談
福岡県弁護士会では、下記のとおり「投資用マンション被害110番」を実施いたします。
どうぞお気軽にご相談下さい。
記
日 時 平成25年6月29日(土) 10:00~16:00
電話番号 092-724-2644
「"絶対に儲かる"と言われたのに、実際には採算が合わず、マンションの価値は下がる一方。こんなことなら契約しなかったのに。」「"自己負担はない"という話だったのに、実際には家賃収入を上回るローンの支払いに追われ手出しばっかり。話しが違う。」「"家賃保証がある"と言われたので購入に踏み切ったが、会社が倒産してしまった。空室になったらローンを支払えないが、どうにかならないか。」「"節税対策になる"との説明で、確定申告を業者の言われるとおりにしていたのに税務署から申告内容がおかしいと指摘された。」など、近時『投資マンション』をめぐる相談が増えています。
被害に遭っているのは、資金に余裕のある人ばかりではなく、普通のサラリーマンなどが増えていることも懸念されます。不況の今「年金代わりになる」「生命保険代わりになる」などの謳い文句につられて購入してしたものの、一人で複数のマンションを購入するなど、明らかに過剰販売であるケースも散見されます。
マンションは高額な商品ですから、ほとんどの場合、マンション販売業者の提携金融機関のローン等を利用することになります。そのため、一旦購入してしまった後に、当初の説明のような採算が取れなくなれば、多額のローンの支払いが残ってしまい、その被害は深刻です。
福岡市は、そのような投資用マンションが数多く立地する都市ですが、オーナーは福岡県居住者に限らず、九州一円を含む地域に広く存在していることが想像されます。
今般、福岡県弁護士会では、被害の実情をより正確に把握し、不適切な勧誘を止めさせることはもちろん、実際に、虚偽の説明を受けたがために必要以上の出費を余儀なくされているであろう被害者の救済にあたり、注意を喚起するためにも、消費者委員会所属の弁護士を中心とした弁護士有志により無料電話相談を実施することとしました。
業者に勧められるままマンションを購入してみたものの何か話が違う気がする、おかしいのではと、投資マンションに関して不安や疑問を抱えている方は、お気軽にご相談ください。