福岡県弁護士会からのお知らせ
2014年1月22日
~精神保健当番弁護士制度発足20周年記念 公開シンポジウム~『精神保健当番弁護士活動の普及と充実に向けて・・九州,沖縄から』
シンポジウム・講演会など
精神保健当番弁護士制度は,非自発的入院下の精神障がい者の弁護士へのアクセス権を実効あらしめるために,入院者等から退院・処遇改善の相談申込みがあった場合,弁護士が無償で入院先病院に出張相談に赴き,必要に応じて精神医療審査会への退院・処遇改善請求の代理人活動をする制度です。
当弁護士会では、制度発足20周年を記念し、制度発足から現在を振り返ってその総括をするとともに,当事者の方を始めとして精神科医療に関わる各立場の方々との間で、精神科医療の現状と問題点を協議し、精神保健当番弁護士制度の今後の普及と更なる充実に向けての課題・展望について意見交換し考える場としたいと考えています。
特に、本シンポジウムにおいては、当弁護士会を含む九州弁護士会連合会定期大会(平成24年10月26日開催)において、「入院中の精神障がい者の人権救済のための法的援助活動を積極的に推進する決議」が採択され、今後、九州・沖縄の各弁護士会においても同様の制度の普及・充実が期待されることから、各地の精神科病院協会・精神保健福祉センターの関係者の方々にもご案内を差し上げています。
多くの皆様のご参加をお願いいたします。
記
【日時】2013年3月2日(土)午後1時00分~午後5時00分
【場所】天神ビル10号会議室 福岡市中央区天神二丁目12番1号
【プログラム】
(1)13:00~ 開会挨拶
(2)13:15~ 基調講演
川副正敏 氏(福岡県弁護士会弁護士)
「精神保健当番弁護士の過去・現在・未来を語る」
(3)14:30~ パネルディスカッション
テーマ「今後の退院請求等代理人活動が目指すもの」
パネリスト/ 山梨宗治 氏
(NPO法人 全国精神障害者ネットワーク協議会 事務局長)
松井隆明 氏(三善病院 院長)
下野正健 氏(福岡県精神保健福祉センター所長)
安倍久美子 氏(福岡県弁護士会弁護士)
会場発言等
コーディネーター/八 尋 光 秀 氏(福岡県弁護士会弁護士)