福岡県弁護士会からのお知らせ
2011年8月 2日
「法曹養成制度について考える市民集会」報告書
その他
去る2011年6月4日,西日本新聞会館福岡国際ホールにおいて,福岡県弁護士会主催,日本弁護士連合会及び九州弁護士会連合会の共催のもと,「法曹養成制度について考える市民集会~司法修習生に対する給費制維持をメインテーマとして~」を開催致しました。
この集会は,弁護士をはじめとした法曹の使命を再確認し,法曹は誰のために存在し,その法曹の養成を誰が担うべきものかを考えるもので,弁護士・一般市民あわせて約350名の方にご来場いただき,その後のパレードにも,約150名の方のご参加をいただきました。
今回,この問題をより多くの方に,より深く知っていただくため,集会の内容を収めた報告書を作成致しました。
当日参加された方は,集会内容について記憶を喚起し,理解を深めるための資料として,また,当日参加されなかった方につきましても,給費制をはじめとした法曹養成制度のありかたについて考えるきっかけとして,皆様にご活用いただければ幸甚です。
「法曹養成制度について考える市民集会」報告書(pdf)
以上
2011年8月 1日
弁護士による行政ホットライン(平成23年度第3回)【終了しました。】
法律相談
福岡県弁護士会行政問題委員会では、下記日時に本年度第3回目の「弁護士による行政ホットライン」を電話相談並びに面談相談にて実施します。
行政から権利を侵害されている、行政から適正にサービスを受けていない、行政が申請書類を受理してくれない、不服申立をしたい、行政訴訟を提起したいなどの相談に限らず、「行政の手続が難しくてよく分からない!」「自分の受けた手続は適正なのか」「受理して貰えないけど何が不備か分からない!」など単なる疑問の声や質問でも構いません。
是非、ご相談下さい。
なお、面談相談につきましては、原則として予約が必要になりますので、あらかじめ電話での予約をお願いいたします。(相談者枠に限りがございますので、お早めにご予約下さい。)
記
日 時 平成23年(2011年)8月24日(水)
午後3時~午後5時
[面談相談]
面談場所 福岡県弁護士会館
(福岡市中央区城内1-1)
★当日は、公共交通機関を利用してお越し下さい。
面談の予約電話番号 092−741−6416 (面談相談予約専用)
面談予約受付期間 2011年8月8日(月)から受付開始
(予約が埋まり次第〆切)
[電話相談]
当日の電話相談の電話番号 092−724−2644(電話相談専用)
2011年8月17日
有料老人ホーム,高専賃トラブル110番
法律相談
第54回日弁連人権擁護大会プレシンポジウム「患者の権利の法制化を目指して-幸せを支えることのできる医療のありかたを考える-」
シンポジウム・講演会など
福岡県弁護士会・九州弁護士会連合会では、下記要領にて第54回日弁連人権擁護大会プレシンポジウム『患者の権利の法制化を目指して』を開催いたします。
1980年代以降、医療の現場におけるインフォームド・コンセントの重要性が叫ばれ、政府や医師団体の指針などによって普及されてきましたが、ともすれば形式的な説明と同意にとどまりがちであるという指摘もなされており、また、判断能力が十分でない患者等いくつかの分野では未解決の問題が残されています。
一方、近年では、社会構造の変化による所得格差の拡大や地方における医療供給体制の不足などにより、医療を受ける権利そのものが脅かされるという深刻な事態が顕在化しており、医療保障体制を抜本的に立て直すことが喫緊の課題となっています。
このような状況において、人間の尊厳、最善で安全な医療を平等に受ける権利、自己決定権など患者の基本的権利や、国の医療供給体制整備義務について医療の基本法によって立法化することが必要不可欠と言えます。
今回のシンポジウムでは、第1部で、救急、周産期、小児、過疎地、貧困、外国人、被拘禁者の7分野について、医療機関等からのヒアリングの調査報告を行うとともに、当事者の方から現場の状況を直接お聞きしたうえで、第2部では、患者の権利の法制化の必要性・内容について、パネルディスカッションを行う予定です。
大変有意義なシンポジウムになると思われますので、皆様御多忙とは思いますが、一人でも多く方々にご参加して頂きますよう宜しくお願い申し上げます。
記
【日時】 2011年9月10日(土)
午後1時30分~5時
【プログラム】
第1部(午後1時30分~2時30分)
「福岡県内における医療実態調査報告」
救急・周産期・小児・過疎地域・貧困・外国人・被拘禁者(7分野)
「当事者の声」
千鳥橋病院ソーシャルワーカー
第2部(午後2時40分~5時)
「患者の権利の法制化に関するパネルディスカッション」
*パネリスト*
山口美智子(薬害肝炎全国原告団代表)
野田 健一(福岡県医師会副会長)
内田 博文(九州大学名誉教授,ハンセン病問題に関する検証会議の提言に基づく再発防止検討会座長代理)
小林 洋二(弁護士・患者の権利法をつくる会事務局長)
*コーディネーター*
黒木聖士(福岡県弁護士会人権擁護委員会委員)
【場所】 ガスホール
(地下鉄千代県庁口4番出口直結・千代町バス停そば)
(福岡市博多区千代1-17-1 パピヨン24 西部ガス本社ビル2階)
TEL(092)633-2222
【参加費】 無料(事前申込み不要)
■主催:福岡県弁護士会 共催:九州弁護士会連合会 後援:福岡市
第54回日弁連人権擁護大会プレシンポジウム「死刑を考える」 【終了しました】
シンポジウム・講演会など
福岡県弁護士会人権擁護委員会では,死刑について考えるシンポジウムを下記のとおり開催いたします。
当日は,映画「休暇」も上映しますので,皆さまお誘い合わせの上,ご参加ください。
詳しくは,添付のチラシをご覧下さい。
記
開催日時 平成23年9月5日(月曜日)
午後6時~午後9時30分
会 場 アクロス福岡 円形ホール
(福岡市中央区天神1-1-1)
内 容 第1部 講演
「死刑判決と控訴の取下げ~門司母娘殺傷事件の20年~」
(石塚伸一龍谷大学教授,弁護士)
第2部 映画「休暇」上映
主 催 福岡県弁護士会
共 催 九州弁護士会連合会,日本弁護士連合会
問合せ先 福岡県弁護士会(TEL:092-741-6416)
2011年8月12日
専門職によるくらし・事業なんでも相談会
法律相談
福岡専門職団体連絡協議会では、毎年恒例の「くらし・事業なんでも
相談会」を下記の要領で開催することになりました。土地家屋調査士・
不動産鑑定士・行政書士・社会保険労務士・弁護士・公認会計士・税理士・司法書士がご相談をお受けいたします。
予約不要(当日受付・先着順)、無料となっておりますので、お気軽
にご相談下さい。
(※相談時間は1件30分まで)
記
【開催日時】 2011年9月4日(日)午前10時~午後4時
(受付終了:午後3時30分)
【会 場】 福岡市健康づくりセンター あいれふ10階講堂
(福岡市中央区舞鶴2-5-1)
【主 催】 福岡専門職連絡協議会
(福岡県土地家屋調査士会・福岡県不動産鑑定士協会・
福岡県行政書士会・福岡県社会保険労務士会・福岡県
弁護士会・日本公認会計士協会北部九州会・九州北部
税理士会・福岡県司法書士会)
【共 催】 福岡市
【後 援】 福岡県
【問い合わせ先】TEL:092-741-5780
(福岡県土地家屋調査士会事務局)
TEL:090-9483-5407
(開催日専用番号)
2011年8月 8日
暴力団トラブル・不当要求などなんでも無料法律相談会
法律相談
福岡県には、指定暴力団が5つも存在し、暴力団が私たち市民に近寄ってくる手口はどんどん巧妙化・不透明化し、暴力団などの反社会的勢力による被害は後を絶ちません。
そこで、暴力団などの反社会的勢力との関係遮断や、暴力や脅迫を手段とする不当な要求による被害を受けている方々のために、弁護士による無料法律相談会を開催致します。お電話でも、ご来所頂いても、いずれでも結構です。秘密厳守ですので、ご安心下さい。
無料の法律相談会ですので、相手方が暴力団かどうかが分からなくとも、少しでも不安な点がある方はご遠慮なくご相談下さい(なお、来所を希望される場合は前日までに092-741-6416に予約のお電話をお願い致します。)
記
日 時 平成23年(2011年)9月3日(土)
午前10時〜午後4時
[面談相談]
面談場所 福岡県弁護士会館
(福岡市中央区城内1-1)
★当日は、公共交通機関を利用してお越し下さい。
面談の予約電話番号 092−741−6416 (面談相談予約専用)
[電話相談]
当日の電話相談の電話番号 092−724−2644(電話相談専用)
主 催 福岡県弁護士会
後 援 福岡県、福岡市
(相談事例)
・ヤミ金
・みかじめ料(用心棒代)要求
・交通事故の示談や貸し金の取り立てへの介入・関与
・企業・従業員に対する不当な要求
・機関誌の購読要求
・脅迫行為・恐喝行為
・福岡県暴力団排除条例に関するご質問 など
なんでも相談を受け付け致します。
2011年8月 7日
シーズン・ナウ被害110番【終了しました】
法律相談
福岡県弁護士会消費者委員会では、下記日時にシーズン・ナウ被害に関する無料電話相談会を実施します。どうぞお気軽にご相談ください。
記
相談実施日時:平成23年8月28日(日)
午前10時~午後4時
相談電話番号:092-724-2644
<110番の趣旨>
「シーズン・ナウ」とは、本店所在地を福岡県志免町とし、通信機器を商品としたマルチ商法を繰り広げ、主に福岡県内の学生を中心として被害を拡大させた会社です。報道によれば、平成23年7月14日には特定商取引法違反により同社に対する捜索差押もなされています。既に福岡県消費生活センター、福岡市消費生活センターには、現時点までに約40件、うち福岡県外の被害相談も数件寄せられているとのことです。
上記報道によれば、現在もシーズン・ナウに対する捜査が続いているものと思われますが、今後の被害回復のためにはなるべく早期に被害の実態・規模を正確に把握し、被害救済に向け取り組む必要があると考え、上記のような内容の電話相談を企画した次第です。
2011年8月 1日
「茶のしずく石鹸」等のアレルギー被害110番【終了しました】
法律相談
福岡県弁護士会では、下記日時に「「茶のしずく石鹸」等のアレルギー被害110番」を電話相談にて実施致します。
どうぞお気軽にご相談ください。
記
相談実施日時:平成23年8月25日(木)
午前10時~午後4時
相談電話番号:①092-724-2644
②092-720-7228
<企画趣旨>
最近、消費者庁から平成23年6月7日付で「小麦加水分解物含有石鹸『茶のしずく石鹸』について」と題する発表が、独立行政法人国民生活センターから平成23年7月14日付で「小麦加水分解物を含有する『茶のしずく石鹸』(2010年12月7日以前の販売分)による危害状況について-アナフィラキシーを発症したケースも-」と題する発表を相次いで行いました。
2010(平成22)年12月7日以前に販売された「茶のしずく石鹸」(小麦加水分解物を含む旧製品)の使用により、呼吸器障害、じんましん、全身性アレルギー等を発症するトラブルが医療機関から67件報告されており、PIO-NET(全国消費生活情報ネットワーク・システム)には当該石鹸に関する相談が640件、危害情報が247件寄せられています。
当該石鹸の販売者である株式会社悠香は、2011(平成23)年5月20日に旧茶のしずく石鹸(2010年12月7日以前の販売分)について、使用の中止と交換または返品の対応に関するお知らせを出しましたが、通信販売による販売を主としていたため、本社のある福岡県だけでなく、全国各地に非常に多くの当該石鹸が販売されている状況です。
そこで、当会としては、当該石鹸による被害実態の把握及び被害救済に向けた取組を早急に行う必要があり、今回の電話相談を企画しました。