福岡県弁護士会からのお知らせ
2014年1月22日
第53回日弁連人権擁護大会プレシンポジウム「デジタル社会の便利さとプライバシー」【終了しました】
シンポジウム・講演会など
さて、福岡県弁護士会では、下記要領にて第53回日弁連人権擁護大会プレシンポジウム『デジタル社会の便利さとプライバシー』を開催致します。
現代社会では情報通信技術の進展に伴って、インターネットや電子マネー、ICカード(スイカ、ニモカ等)等が広く普及し、私達の日常生活における利便性は飛躍的に向上しています。
しかし、その一方で以前とは異なるかたちで私達の個人情報が侵害されるおそれが生じつつあります。例えば、私達のインターネットのアクセス履歴(ライフログ)が業者に収集・蓄積され、マーケティングに利用されていることはご存じでしょうか。
また、現在わが国では効率的な電子政府の実現化の一環として、社会保障カード(健康保険証、年金手帳、介護保険被保険者証を一体化したICカード)の導入が本格的に検討されており、福岡県内においても実証実験が行われていますが、このカードの導入にあたってもプライバシー侵害のおそれがあるという指摘がなされています。
今回のシンポジウムでは以上のようなライフログの問題、社会保障カード導入の問題を中心として、今日のデジタル社会において、便利さの追及とプライバシー権の保護にどのように折り合いをつけていくべきかについて考えたいと思います。
是非ご参加下さい。
記
■日 時 : 2010年9月18日(土) 14時~16時30分
■プログラム: □第1部(14時~15時)基調講演
「ライフログ(アクセス履歴について)(仮題)」
髙木浩光氏(産業技術総合研究所)
□第2部(15時10分~16時30分)パネルディスカッション
パネリスト 石田浩二氏(九州大学システムLSI研究センター准教授)
本田孝也氏(医師、長崎県保険医協会副会長)
高木浩光氏(産業技術総合研究所)
コーディネーター 武藤糾明(福岡県弁護士会、日弁連情報問題対策委員会副委員長)
■場 所 : 福岡県弁護士会館3階ホール(福岡地方裁判所敷地内)
(福岡市中央区城内1-1)
■参 加 費: 無料
■主 催 : 福岡県弁護士会
■共 催 : 日本弁護士連合会
問い合わせ先;武藤糾明(姪浜法律事務所;092-894-1781)まで