福岡県弁護士会コラム(会内広報誌「月報」より)
2016年6月号 月報
ホームページ委員会だより
月報記事
委員 是枝 秀幸(60期)
ホームページ委員会(現在、IT委員会へ改称することを目指しています。)の委員の是枝です。
皆さん、知っていますか?(その1)
2016年5月から、裁判所は、ウェブ上で、裁判員裁判の開廷情報を掲載していることを。
いささか今更感もないではないですが、ウェブ上で開廷情報を公開することで、裁判員裁判を傍聴しやすくして、市民の裁判員裁判への理解を深めてもらうことが、狙いのようです。
ウェブ上で情報を公開することは、紙面媒体と異なり、情報の取得や発信において、時間・空間・技術・費用からの解放、検索性・効率性・即時性・速報性等の様々な長所があります。
という訳で、ホームページ委員会は、ウェブの長所を活かして福岡県弁護士会の情報を発信することができるよう、活動しています。
以下、いくつかの最近の活動を紹介します。
1 災害時の機動的な情報発信
2016年4月14・16日に熊本地震が発生して多くの被害が発生したため、福岡県弁護士会は熊本県弁護士会の電話無料相談を応援していたそうですが、並行して、25日から福岡県弁護士会の法律相談センターで、無料法律相談を開始したそうです。
無料法律相談は、18日ころから執行部や法律相談センター運営委員会等でメーリングリスト上も含め議論したうえ、23日ころ25日からの開始決定が決まったようですが、速やかに掲載されたようです。
2 日常的・継続的な情報発信
皆さん、知っていますか?(その2)
2016年4月から、福岡県弁護士会が、ツイッターを始めたことを。
こちらも今更感がないではないですし、現在のところ、法律相談会等の情報を自動的に呟くだけで面白くないため多分フォローしてもすぐに外されると思いますが、いろいろと試みているようです。
3 その他
市民の弁護士への法律相談に結び付けるための積極的な情報発信として、民業圧迫等と言われない程度にグーグルアドワーズ等のいわゆるスポンサードリンクも行っています。
今年は、市民向けだけではなく、会員向け情報発信として、スマートフォン対応による会員ページの利便性の更なる向上等(未定)も検討されるようです。
そのほか、例年、IT110番(無料電話相談会)やITに関する研修会等、開催しております。
いささか雑多な文章となりましたが、ウェブの長所を活かした情報発信ができるように、ホームページ委員会が日々取り組んでいることが、お分かりいただけたのではないでしょうか。