弁護士会の読書

※本欄の記述はあくまで会員の個人的意見です。

2004年9月 1日

イラク戦争の30日

著者:豊田直己、出版社:七つ森書館
 イラク戦争のときバクダットにいた日本人フォトジャーナリストのレポートです。テレビでは表面的(かつアメリカ軍ごのみの一面的)な報道しかされないなかで、写真は映像より豊富な情報を提供してくれます。
 フォトジャーナリストがいかに危険な存在であるか、写真を眺めて、つくづく思いました。そんな危険な目にあって情報を提供してくれる彼らを「自己責任論」でもって非難する人々の神経が私にはとても理解できません。

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