弁護士会の読書

※本欄の記述はあくまで会員の個人的意見です。

2004年4月 1日

時間の分子生物学

著者:粂和彦、出版社:講談社現代新書
 加齢とともに早起きになるのは、概日周期が短くなるからではなく、睡眠の質が大きく変わるから。年をとるとともに深い睡眠が減り、明け方はとくに浅い睡眠ばかりになるため、朝早く目が覚める。
 ハエも眠る。ハエの複眼にまぶたがないので、目をつぶることはない。しかし、何時間もずっと動かずにいる。眠らせないとハエは死んでしまう。誰でも、毎晩、少なくとも10、多ければ100以上の夢を見ている。夢を見ることは、起きているときに学習したことを復習しているということ。
 睡眠にも質があるという考えを私は信じています。だから夜は12時前に寝るようにしています。そして、7時間眠ります。出張したときには、疲れていますので、11時までにベッドに入り、持参のMDでシャンソンを聴いて心を静めてぐっすり眠ります。そして朝は6時に起きます。やはり、早寝早起き、規則正しい生活が頭と身体をスッキリさせて活動できる源(みなもと)です。

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