弁護士会の読書

※本欄の記述はあくまで会員の個人的意見です。

2004年2月 1日

妊娠力

著者:放生勲、出版社:主婦と生活社
 不妊治療を受けようと考えている人に参考になる本です。赤ちゃんは天からの贈りものです。私の知人にも結婚して8年間、子どもができなかったところ、翌年、ふたごが生まれたという人がいます。
 妊娠力が高まるセックスライフも紹介されています。セックスの回数は多い方が妊娠しやすいそうです。精子が薄くなるのを心配する必要はないのです。体外受精のための精液は、わざわざ1時間おいて2回目に採取した精子を利用することもあるそうです。それは、後の方が精子の運動率がよいからです。
 前向きの思考の人のほうが妊娠しやすい。リラックスすることが妊娠につながる。インターネットの前に座る時間と不妊度は正比例の関係にある。たしかに、インターネット上の情報は表層的なものが多く、本当に私たちに必要な情報はなかなか見つかりません。
 体外受精1回あたり40万円ほどの医療費がかかるそうです。そんな大金をかける前にライフスタイルを見直そうという提言です。

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