弁護士会の読書

※本欄の記述はあくまで会員の個人的意見です。

2004年1月 1日

科学最前線ノート41

著者:池内了、出版社:新書館
 2年前(2001年4月末)、アメリカの民間人(60歳)が宇宙観光に出かけました。その代金は、なんと20億円。ロシアの小遣い稼ぎと言われました。アメリカのスペースシャトルで宇宙ステーションに行き、1週間滞在して戻ってくるのに10
00億円かかるそうです。1回のフライトは5人が定員なので、1人200億円かかることになります。20億円を支払った60歳のアメリカ人は簡単な訓練だけで出かけたため、飛行中ずっと激しい胃の痛みに苦しんだそうです。
 木星の衛星エウロパには水があり、有機分子と地熱があることがわかっていて、生命が誕生しうる環境とのことです。果たして、地球外にも生命体はいるのでしょうか・・・。たまには、こんなことも考えてみたいものです。

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