弁護士会の読書

※本欄の記述はあくまで会員の個人的意見です。

2003年10月 1日

地球のすばらしい樹木たち

著者:トマス・パケナム、出版社:早川書房
 地球上には、まだたくさんの巨樹、奇樹、神木が残されている。それを訪れ歩き、写真を撮る。樹齢46000年とか、樹高80メートルとか、いかに人間がちっぽけな存在であるか、写真は雄弁に語っている。
 日本のクスノキも神木として紹介されている。いろんな形の樹があるが、なかでも私の目を魅きつけてやまなかったのは、マダカスカルにあるバオバブ・アベニューの日没の写真。夕焼けの鈍い黄金色に20本ほどのバオバブが照り輝いている。まさに息をのむ美しさだ。

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