弁護士会の読書

※本欄の記述はあくまで会員の個人的意見です。

2003年7月 1日

ボノボ

出版社:TBSブリタニカ
 「政治をするサル」(平凡社)という、とても面白い本があります。サルがボスの座をめぐって合従連衡をくり返している様子が描かれています。サルと人間がいかに近い存在か、実感できます。その著者であるファランス・ドゥ・ヴァールによる、写真集みたいな本です。ボノボは、かつてピグミー・チンパンジーと呼ばれたこともありました。今では、ヒトにもっとも近い類人猿として有名です。
 詳しく文字で紹介するのははばかられますが、ともかく、いかにも人間的な生態です。というか、人間はもっとボノボに学んだらいいと強く思います。
 ぜひ一度、手にとって写真と解説文を読んでみてください。

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